別府駅(大分県)単語

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概要

日豊本線に所属する駅で、別府市の中心駅であり、別府温泉（別府八湯）の観光の拠点である。全て特急列車「ソニック」・「にちりん」・「にちりんシーガイア」が停車する。また、「ゆふ」・「ゆふいんの森」の一部・「九州横断特急」・「あそぼーい！」が発着する。

「にちりん」と「ソニック」が系統分離された2003年から、別府駅は特急の乗換駅として設定されていた。「ソニック」は大分駅まで、「にちりん」は別府駅まで乗り入れており、大分駅での乗り換えも可能であったが、別府駅では対面乗り換えが可能であったため、乗り換えが便利と案内されていた。
2011年以降、九州新幹線開業による「にちりん」の大幅改正や大分駅の高架化の完了に伴い、「にちりん」は大分駅までに短縮。大分駅のみが乗換駅として設定され、別府駅の乗換駅としての役目は終了することになった。

駅の構造は島式ホーム2面4線の高架駅。1番・2番のりばが下りホーム、3番・4番のりばが上りホームとなっている。折返しの久大本線・豊肥本線方面への特急列車は3番のりばに停車する。
かつては両ホームの間に当駅発着列車用の留置線が敷設されていたが、現在は廃止されている。そのため上りホームと下りホームがやたら離れている。

高架下の1階部分にはお土産屋や飲食店などの商業施設や別府観光案内所がある。
駅東口には別府温泉の観光地化に尽力した油屋熊八の像が設置されており、その隣には手湯ができるモニュメントが置かれている。

別府駅はJR九州の主要駅で使用されている自動放送（JACROS）が導入されているが、到着放送のみ、他にはない独自の放送を使用している。例えば、大分駅の場合、到着放送は「大分、大分です。ご乗車ありがとうございました。」であるが、別府駅では、
「べっぷぅ～⤴︎べっぷぅ～⤴︎べっぷぅ～⤴︎　ご乗車ありがとうございました。別府、別府です。 」
と、独特な言い回しで放送される。実際の音声は関連動画参照のこと。