原口沙輔さん「はい」
「原口沙輔さん、飲みに行きませんか」とは、VOCALOIDプロデューサーとしても知られる音楽家・原口沙輔さんに対する飲みへの誘いである。
「原口沙輔さん、○○しませんか」といった具合に改変され、「原口沙輔さん構文」とも呼ばれる。
原口沙輔さん、概要お願いします
発端
全ての元凶は、2024年5月6日の14時にXに音MAD作者・ハッカルミ
氏が投稿した、同文のポスト。
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https://twitter.com/hakkarumi_/status/1787349925078159483
氏は原口沙輔さんにフォローされていたが面識はなく、こんな馴れ馴れしいポストは本人に届かずに1つのネタツイで終わっていたかも知れない。
しかし、5月7日の1時、なんと原口沙輔さん本人がこれに気付いてリプライ、しかも「はい」と飲みに行くことを承諾してきたのである。
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https://twitter.com/sasuke_maschine/status/1787525948222709975
この衝撃的なやり取りは、瞬く間に界隈に拡散され話題となっていった。
背景
2024年4月末に開催されたニコニコ超会議2024、原口沙輔さんは超ボカニコ2024のDJとして出演したのだが、膳や真島茂樹、柴又(2号.)等、明らかに音MADを意識した内容だった為、これが音MAD界隈で話題となった。
更に翌日、超会議のクリエイタークロスに参加していた『帰ってきた！柴又MADコンテスト』の公開収録生放送中、そのブースに突如として登場し、はたまた話題となった。
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https://twitter.com/shibamata_fun/status/1784502761897508934
これ以降、音MAD界隈では、良くも悪くも原口沙輔さんが話題になり、雑にネタにされる傾向が強まっていたのである。
拡散
やり取りが拡散されていくにつれ、「原口沙輔さん、飲みに行きませんか」を改変して真似し始める人が現れた。その中で、音MAD愛好家としても知られるVOCALOIDプロデューサー・フロクロ氏が、この風潮に乗っかり、「原口沙輔さん。私と戦いませんか。」とポストした。
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https://twitter.com/OgataRh_minus/status/1787831523120746764
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https://twitter.com/2r96/status/1787842659610247413
ある程度影響力のあるフロクロ氏が参加したことによって、音MAD界隈を超えて、VOCALOIDクラスタを中心に大きく広がっていくことになった。遂には、ニコニコ運営代表の栗田穣崇氏も、このムーブメントに参加した。
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https://twitter.com/meiyo_music/status/1787849787351703854
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https://twitter.com/sshikisai/status/1787883236536005057
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https://twitter.com/sigekun/status/1788121899748528549
この様に広がり続けた結果、Xの「いまどうしてる？」コーナーにトレンドワードとして「原口沙輔さん」が掲載された。
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https://twitter.com/nakimirigiray/status/1787828561304584615
当の原口沙輔さんは、発端となったやり取り以降も、自身と面識のある人間かどうかに関わらず、この構文のポストの一部に対して、リプライを送り続けている……。
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