台湾加油とは、日本語の「がんばれ台湾」に対応する意味を持つ中国語である。
概要
昔から台湾で国家間同士のスポーツ観戦を行う時は、台湾人はそのフレーズをよく使っていたが日本人が「がんばれ台湾」と使うことはあまりなかった。
しかし、2011年3月に日本の東北地方で発生した東日本大震災の際に台湾から200億円を超える寄付金が日本に届けられ、それまで、どちらかというと台湾に対しては無関心だった日本人が腰を抜かすほど驚く規模の寄付金が送られてきたのである。
その中には個人名義で10億円寄付した人もいる。寄付金の額は台湾が世界でトップである。
それ以降、日本では台湾に対して高い関心を集め、台湾への観光客は倍増したり、震災を通じて日本人と台湾人のカップルが成立して、それが映画で取り上げられたり、台湾への感謝を込めて台湾本島を一周したりと様々な交流が広まり深められていった。
その折に、2016年2月に台湾の台南で地震が発生した際に日本から送られた応援メッセージが「台湾加油」である。
その後、2018年2月にも台湾の花蓮で発生した地震の際にも「台湾加油」というメッセージが日本から送られ、安倍晋三首相からも、「台湾加油」という直筆のメッセージを台湾に送って、台湾への応援メッセージとして使われるようになったのである。
なお、日本でこの間、熊本地震(2016年4月)や九州北部豪雨(2017年7月)が襲い重大な被害が被った際にも、その都度台湾から応援メッセージが送られていた。
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