吉本興業単語

• 概要
• 主なグループ事業
• 沿革
• 主なグループ会社
• 反社会的勢力
• 契約問題
• 関連チャンネル
• 関連項目
• 外部リンク
• 脚注
• 掲示板

この記事は持ち株会社の「吉本興業ホールディングス株式会社」及び「吉本興業」全体について扱っています。 グループ企業の吉本興業（旧よしもとクリエイティブ・エージェンシー）については「吉本興業株式会社」を参照してください。

吉本興業ホールディングス株式会社 (YOSHIMOTO KOGYO HOLDINGS CO., LTD.) とは、吉本興業グループを統括する日本の持株会社である。略称は「吉本」「よしもと」。旧社名は「吉本興業株式会社」。

概要

本社は大阪府大阪市中央区と東京都新宿区にある。

芸能プロダクションとしては、日本最古であり最大規模を誇る。お笑い界の名門として知られ、現在でも明石家さんま、ダウンタウン、ナインティナイン、ロンドンブーツ1号2号など芸能界の第一線を走る多くの人気芸人を抱えている。お笑いについて圧倒的な強さを誇ることから「笑いの総合商社」、その経営規模の大きさから「日本最大の芸能プロダクション」という異名を持っている。

お笑い芸人が多く所属する芸能プロダクションという側面が最も有名であるが、寄席経営が創業事業であることから劇場経営や不動産事業、所属タレントの売り出しという観点から始めたテレビ番組制作事業やCS・ケーブルテレビ向けのテレビ局も手がけるなど、吉本グループ全体で様々な業種を手広く経営している。

所属タレントについては「吉本興業株式会社」を参照。

主なグループ事業

• タレントのマネジメント
• テレビ･ラジオ・その他コンテンツの制作
• 音楽･映像ソフトの制作･販売
• 劇場の運営

沿革

• 1912年4月1日 - 吉本吉兵衛・せい夫婦が大阪市の「第二文芸館」を買収し、寄席経営を開始。
• 1913年1月 - 吉本興行部を設立。
• 1932年3月1日 - 吉本興業合名会社へ改組。
• 1948年1月7日 - 吉本興業株式会社へ改組。
• 2007年10月1日 - 持株会社へ移行。新設した株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー、株式会社よしもとデベロップメンツ、株式会社よしもとアドミニストレーションへ事業を継承。
• 2010年2月24日 - 上場廃止。
• 2010年6月1日 - クオンタム・エンターテイメント株式会社が吉本興業株式会社を吸収合併し、吉本興業株式会社へ商号を変更。
• 2019年6月21日 - 社名を「吉本興業ホールディングス株式会社」に変更。それに伴い株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシーが「吉本興業株式会社」に社名変更。

主なグループ会社

• 吉本興業株式会社 (タレントマネジメント、テレビ･ラジオ番組制作)
• よしもとアール・アンド・シー (音楽･映像ソフトの制作･販売)
• エス・エス・エム (タレントマネジメント、コンテンツの企画・制作)

反社会的勢力

過去に島田紳助や中田カウスの暴力団との交際が問題になったように、吉本の芸人は反社の宴席に呼ぶ身近な存在だったという。報酬は若手なら10～20万円、名の通った芸人なら50万円ぐらいを足代などの名目で直接渡す。ただし後から揉めることのないように、こちら側の素性は事前に伝える。また、写真なども簡単には撮らせない。宮迫の闇営業問題ではあちこちから写真や動画が出ているため、ほとんどガバナンスの効いていない、得体の知れない集団を相手に営業をしていたと思われる。^[1]

契約問題

2019年7月24日、公正取引委員会の山田事務総長は定例会見において、吉本興業が所属タレントと契約書面を交わしていなかったとされる問題について、一般論として契約書面が存在しないのは競争政策上問題がある、との見解を示した。^[2]

翌25日、吉本興業は所属タレントとの間に原則として契約書を交わす方針を決めた、と報道された。^[3]

関連チャンネル

関連項目

• よしよし動画
• 芸能プロダクション一覧

外部リンク

• 吉本興業ホールディングス株式会社
• 吉本興業株式会社
• 吉本興業株式会社 - Twitter
• 吉本興業チャンネル

脚注

1. *「吉本・芸人・テレビ局、君ら『全員アウト』やで」元経済ヤクザ語る 2019.7.24
2. *契約書なし「競争政策上、問題」＝公取事務総長、吉本興業に懸念 2019.7.24
3. *吉本興業が所属タレントと契約書交わす方針 2019.7.25

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