太とは、【ふとし】と読んで男性の人名に使われる他、珍しくはあるが【ふとり】と読んで苗字にもなっている。また太郎など多数の人名に含まれる漢字でもある。
日本では主に「ふといこと」を意味するために使われるが、漢字が伝わってきた中国ではそのような意味を持っていない。元々は「太平洋」などに使われるような「すごい・はなはだしい」などの意味合いである。
人名
- 中西太 - 野球殿堂入りの元プロ野球選手。各球団でコーチとしても活動。
- 小島太 - JRAの騎手・調教師。
- 小牧太 - JRAの騎手。
- 山部太 - ヤクルトスワローズに所属した元プロ野球選手(投手)。
- 宮里太 - 横浜ベイスターズ(旧大洋ホエールズ)に所属した元プロ野球選手。
- 長谷川太 - 文化放送のアナウンサー。ラジオ番組「ノン子とのび太のアニメスクランブル」の長谷川のび太として知られる。
- 太洋一 - Jリーグに所属するプロサッカー選手(ゴールキーパー)。
漢字として
- 意味
- 甚だしい、とても、最高の、始まりの、尊称、(大・泰と通じて)大きい、非常に大きい。日本語では、ふとい、ふとましい、という意味がある。
- 大・泰の意味のうち主に副詞的な意味で用いられる。先秦では大・太はあまり区別されずに用いられる。
- 字形
- 諸説あるが、泰と成り立ちが近い字とされ、とくに泰の古文である夳と関係が深いとされている。
- 夳と同じように泰の略体もしくは夳がさらに略されたとする説、甲骨文に大の下に斜線がある字があり、これが太・泰の初文であるとする説がある。斜線については、人が股を広げていることを表す指事とする説、人の足が泥水に嵌っているところとする解釈などがある。
- 音訓
- 音読みは、タイ(漢音)、タイ、タ、ダ(呉音)。訓読みは、ふとい、はなはだ。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校2年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 語彙
- 太尉・太陰・太極・太公・太后・太閤・太宰・太子・太史・太始・太守・太上・太常・太祖・太息・太白・太傅・太平・太平洋・太陽
異体字
関連項目
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