小美野日出文とは、バンダイナムコエンターテインメントに所属する、現在は『アイドルマスター』シリーズのゲームプロデューサーである。
愛称は「コミーノ」(たかはし智秋命名)、「チャック小美野」(後述)。
概要
2008年にバンダイナムコゲームス(現バンダイナムコエンターテインメント)へ入社。
広報を担当した後、ロボット作品の知識を買われて開発チームに誘われ、ガンダムシリーズやマクロスシリーズなどのロボット作品、ウルトラシリーズなどの特撮、漫画原作アニメなどのIPの家庭用・スマートフォン向けゲーム開発に携わる。多くのIPを扱うバンダイナムコならではと思える経歴だが、これほどあちこちの部署を渡り歩くのは社内でも珍しいらしい。
2019年に初期段階の『アイドルマスター』新作(後の『学園アイドルマスター』)の開発に誘われ、アイマスチームに合流した。2019年〜2021年には産休に入った狭間和歌子Pの代理として『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』のプロデューサー代理を務めた。
2023年7月25日に配信された公式番組「アイドルマスター 18周年生配信〜18th Anniversary Colorful P@rty!!!!!〜」の中でアイマスの新ブランドの製作を正式に発表し、現在は同作『学園アイドルマスター』のメインプロデューサーを務めている。
人物
広報時代に関東ローカルの音楽バラエティ番組「saku saku」の宣伝コーナーに出演しており、初登場時に社会の窓を全開にしていたことから「チャック小美野」の愛称で呼ばれていた。開発に回った後もこの愛称で呼ばれている記事が見られるほか、アイマスチーム合流後にこのエピソードが発掘されると、アイマスの現場でもやらかしたことを自ら暴露した。
ウルトラシリーズの怪獣では『ウルトラマンG(グレート)』や『ウルトラマンパワード』の怪獣のデザインが好き。『ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ』のプロデューサーを担当していた当時、「プロデューサーの権限で好きな怪獣を出せるならグレートの怪獣ばっかり出すが版権ものなので勝手なことは出来ない(意訳)」と発言しプレイヤーの間で知られることになったが、結局グレートの怪獣が実装されたのは退任後のことだった。
仕事中に独り言を言う癖がある。アイマスへの合流当初は斜め前の席に座っていたガミPこと坂上陽三総合P(当時)に隙あらば話しかけていたが、「独り言なのか話しかけてるのかわかりにくいねん!」と度々叱られたという。
関連動画
関連リンク
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関連項目
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