漢字として
- 意味
- 盾(干戈)、防ぐ、犯す(干犯、干渉)、求める、関わる、与る、水際、渓谷、という意味がある。また、(乾と通じて)乾燥する、枯渇する、(幹と通じて)幹、十干、(竿と通じて)さお、(奸と通じて)狂う、(旱と通じて)日照り、(箇と通じて)個数という意味がある。
- 〔説文解字・巻三〕には「犯すなり」とある。
- 字形
- 諸説ある。方形の盾の象形説、二股の矛の象形説がある。〔説文〕には「反入に從ひ一に從ふ」とあり、入を逆さにしたものと一による会意としてる。
- 音訓
- 音読みはカン(漢音、呉音)、訓読みは、ほす、ひる、おかす、たて、もとめる、ほとり。名のりに、たく・もと、がある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校6年生で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 部首
- 干は部首、干部を作る。
- 声符
- 干を声符に持つ漢字は仠、刊、厈、奸、汗、忓、芉、迀、邗、肝、玕、旱、攼、旰、罕、杆、盰、矸、竿、岸、皯、豻、幹、骭、閈などやたらとある。
- 語彙
- 干羽・干戈・干害・干逆・干支・干渉・干城・干擾・干水・干拓・干潮・干天・干犯・干与・干禄
異体字
互換文字
関連項目
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