「朝鮮飴(ちょうせんあめ)」とは、戦国時代より熊本にて受け継がれている銘菓である。
概要
餅米と水飴と砂糖で作った求肥を長方形に切って片栗粉をまぶした和菓子で、熊本市に店を構える園田屋の開祖「初代園田武街門」が創り出したとされている。
元々は「長生飴」「肥後飴」と呼ばれていたが、加藤清正がその栄養価に着目し兵糧として朝鮮出兵時に兵士たちに携帯させ、気候風土の影響をうけても味が変わる事がなく長期の保存にも耐えた事が評価され、朝鮮飴と呼ばれるようになった。
加藤家取り潰し後は、肥後を治めた細川家の幕府や諸大名への献上品となった為、肥後藩に買い上げられて一般流通していなかったが、その味は一家相伝の秘法として受け継がれた。
明治期には、熊本城の近くに店舗があった事から西南戦争の戦闘に巻き込まれ、西郷隆盛に勝利した大久保利通からは
と絶賛された。
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特徴
現在も、肥後平野の餅米や、水飴、砂糖などの素材・原料にこだわり、園田屋に伝わる一家相伝の秘法にて製造され販売されている。
なお園田屋の19代当主は、アニメ「ガルフォース」「バブルガムクライシス」「ウォナビーズ」やTVゲーム「アイドル雀士スーチーパイ」シリーズのキャラクターデザインや、漫画「ガンスミスキャッツ」「ライディングビーン」「砲神エグザクソン」を手がけた「園田健一」である。
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