ザクソン(Zaxxon)とは、
- 1982年にセガが発表した斜めスクロールのシューティングゲーム(STG)
- ザクソン(ドラゴンクエスト) - ドラゴンクエストVI 幻の大地に登場する村。
- 金色のガッシュ!!に登場する魔物。
- ファイアーエムブレム外伝の登場人物。
- ファイアーエムブレム 聖戦の系譜に登場する城。
である。本記事では1.について解説する。
概要
ザクソンは、1982年に池上通信機とセガが共同開発し、セガが発表したシューティングゲームである。
ゲームの内容自体はスクランブルの亜流的なものである。前線基地→宇宙空間→基地と進み、基地最深部のロボットを撃破すると一周完了。障害物に当たる、ミサイルなどに被弾、燃料切れのいずれかで1機失う。基地攻撃シーンで出てくる地上の燃料タンクを破壊すれば燃料が回復する。
一番の特徴はシューティングゲームで初めて斜めスクロール(クォータービュー)を採用したことにある。しっかりと高度の概念があり、敵戦闘機とは軸を合わせて攻撃しないと撃墜することができない。背景が宇宙空間のため、敵機の高度を知る手段に乏しく、敵機を撃墜するのは至難の業だった。
国内ではあまりヒットしなかったが、海外では大ヒットした。LSIゲームも出ている。
家庭用では続編としてセガ・マークⅢ用に「ザクソン3D」が発売。内容はザクソン初代に準じつつ、シルフィードやレイストームのような視点に変えたもの。
さらに後、メガドライブ・スーパー32X用として続編「バラスコード」(英題:Zaxxon's Motherbase 2000)が発売された。再びクォータービューへと回帰したが、ついに高度の概念がなくなった。
移植
日本では1985年にSG-1000とMSXに移植された。
SG-1000版とMSX版のゲーム内容はほぼ同じ。
SG-1000版の特徴
海外ではTRS-80 , Apple II, Atari 8-bit family, PC DOS Commodore 64, ZX Spectrum, PC DOS, Amstrad CPC、ColecoVision, Atari 2600, Intellivision, Atari 5200など沢山の機種に移植されている。
関連動画
関連項目
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