滝藤賢一とは、愛知県名古屋市出身の俳優である。
1976年11月2日生まれ。
概要
役所広司などを輩出した俳優養成所“無名塾”出身で、同期に真木よう子、内浦純一がいる。
もとは映画俳優志望だったが、上京後長らく同塾に在籍し、舞台を中心に活動していた。
ぎょろりとした目つきが特徴的で、落ち着いた風貌から実年齢よりも年上に見られがちだという。
実際、『半沢直樹』で共演した堺雅人よりも3歳年下なのだが、写真を見てそうと判る人は決して多くないだろう。
2009年に結婚、3男1女の子供を持つパパである。
妻は無名塾時代の後輩(現在は一般職に従事)で、劇団に在籍していた頃から「いいカラダしてんな…」と思っており、退塾後も滝藤の舞台を見に来たことで猛烈に勘違いし、プロポーズをしたという。爆発しろ。
来歴
2008年の映画『クライマーズ・ハイ』への出演により知名度を高める。
その後、2013年の出演作『半沢直樹』にて、主人公の同期にして裏切り者・近藤直弼役としての出演でお茶の間に衝撃を与え、実力派俳優として話題になった。
『踊る大捜査線』では中国人の刑事役を好演。
2014年には春ドラマ『俺のダンディズム』で初主演をつとめた他、NHKの連続テレビ小説や大河ドラマへの出演歴もあり、今や日本の映像作品には欠かせない名バイプレーヤーの一人として活躍中。
同年公開の『るろうに剣心』実写映画においてHOG佐渡島方治を演じた。
映画『ゴールデンスランバー』(2010年)では整形後の主人公という役を演じたが、自分の台詞ではない主演・堺雅人の台詞もすべて記憶したという。
また、ドラマ『S-最後の警官-』(TBS・2014年)では1週のみのゲスト出演にも関わらず、末期がん患者の役作りのために10キロの減量をして演技に臨んだ。
このように撮影前から徹底的なイメージトレーニングを行って役作りを行うタイプだが、忙しくなった現在は「そんな余裕はない」ためそこまでストイックではないと本人は語っている。
2018年12月13日発売『JUDGE EYES:死神の遺言』にて、綾部和也役で3Dゲームへもデビュー。
さらに12月22日公開『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』にて、謎のイマジン・フータロスの声を演じることが発表された。
平成最後の劇場版仮面ライダーへの出演で、ライダー俳優の一人としても注目が高まっている。
関連動画
関連項目
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