概要
豆電球に比べて消費電力が小さいという特長があり、1980年代頃にはすでに表示用の部品として 色々なところで豆電球の代わりに活用されている。電子工作でもよく使われる身近な電子部品の一つである。
当時は青色がまだ発明されていなかったため、秋葉原などの電子部品店では 赤、 緑、 黄、 橙、といった色の LED がよく見られたが、最近では青色や白色を含めて多くの色のものがあり、環境への配慮からついには従来の電球ソケットにそのまま接続して使用出来る電球型のLED (LED電球)が家電量販店などに登場するようになった。また、テレビやパソコンなどの液晶表示器を照らすためのバックライトとしても白色LEDが使われるようになってきている。
名前が示す通りダイオードの一種であることから、豆電球などと違って一方向にしか電流を流さないことに注意が必要。また、電流の流れすぎを防ぐため通常は 200Ω~数kΩ程度の抵抗を直列に接続して使う。ただし、10mAくらいしか電流を取り出せないようなボタン電池(例:CR2032)で光らせる場合、抵抗なしで直結されることもある。最近では模型用部品の一つとして DIY ショップで(抵抗とセットで)販売されていることもある。
日亜化学 (日本)
豊田合成 (日本)
Luminus Devices (アメリカ)
Lumileds (アメリカ)
CREE (アメリカ)
Osram (ドイツ)
Seoul Semiconductor (韓国)
関連動画
関連項目
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