白いライオン単語

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シロイライオン
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白いライオンとは、

  1. 手塚治虫漫画ブラック・ジャック』の第45話。アニメ版ではKarte:07。
  2. 作詞平野裕香里、作曲鹿美緒子による曲。

である。この記事では1の、漫画版について記載する。

概要

1974年10月21日の『週刊少年チャンピオン』に掲載された、人間のエゴに翻弄された白いライオンを巡るお話。

少年チャンピオンコミックス第5巻、秋田文庫第12巻、手塚治虫漫画全集第8巻、手塚治虫文庫全集第3巻、新装版第3巻、版第12巻、ブラック・ジャック大全集第3巻、オンデマンドブック手塚治虫全集第4巻に収録されている。

アニメ版では動物園の老飼育員が重要な役どころで登場したりルナルナが密猟者の手によって日本に渡ってきたという設定が追加されるなどのアレンジがなされている。

ストーリー

アフリカアンゴラ共和国大使から、日本へ寄贈した非常にしいホワイトライオン子供ルナルナを救ってほしいという依頼を受けたブラック・ジャック

園内での軽い触診の結果、心臓が少し弱ってる以外は異常が見当たらず、一晩預かってじっくり診断したいと提案し動物園側もこれを受け入れる。

そして、ルナルナに来たことでてんやわんやの大騒ぎをするピノコをみたブラック・ジャックは、ルナルナ永久人間の手からはなすことを決め、その理由をピノコに言い聞かせる。

ルナルナは元々生まれつき色素が足りない皮症という病気で虚弱体質だったうえ、その見たゆえ人の線を集め、ここ日本でのブームによって神経限界を迎え重大なノイローゼを発症してしまったのだ。

少し良くなったくらいではすぐに再発すると見たブラック・ジャックメラニン注射普通ライオンのように変えてしまう方法を思いつく。

始めのうちピノコは大反対するも、ルナルナと自分の似通った遇に気づかされ、園長の許可を取ったうえで行われた皮膚に色素を沈着させる手術を見守る。

少しして、治療を終え連れてこられたルナルナを見た園長は、印刷の間違いを疑うほど強い褐色となったルナルナに身を引き裂くレベルの癇癪を起こす。

翌日、動物園には「手術は失敗したためルナルナアフリカに帰りました」という看板が。

後日、ブラック・ジャックにはルナルナが見れなくなったことでを壊された全子供達から悪口手紙が山ほど届く。郵便屋ごと手紙を追い返したピノコはのそのそとやって来たブラック・ジャックにこんな絵が届いたと一枚の絵を渡す。ピノコ自身が描いたその絵には、褐色の肌でアフリカ元気に走り回るルナルナが描かれていた。

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白いライオン

1 ななしのよっしん
2021/09/08(水) 00:55:56 ID: 12TTvfaJap
作成乙です
人間動物愛護とエゴイズムが表裏一体なのを鋭く描いた傑作エピソードでしたね。
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2 ななしのよっしん
2023/02/13(月) 22:29:11 ID: /AWeh7CIGg
しかもゲストレオというなお話
私は秋田書店抗議するとかいうギャグまで入る
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