銀座駅とは、東京都中央区銀座にある東京メトロの駅である。有楽町線銀座一丁目駅との乗換指定駅。
銀座線(G-09)、丸ノ内線(M-16)、日比谷線(H-09)が乗り入れる。
概要
東京有数の繁華街である銀座にある駅の1つ(他に東銀座駅や銀座一丁目駅がある)で乗降客数は東京メトロの中では池袋駅、北千住駅、大手町駅に次いで4位に多い。
また、銀座線、丸ノ内線、日比谷線と言う東京メトロの中でも特に主要な3路線が集まっていることから乗換客も多く、いつも混雑している。
当駅は1934年(昭和9年)に松屋と三越の資金提供を受けて現在の銀座線の駅の開業にこぎつけている(銀座線で「三越・松屋前」、日比谷線で「松屋・三越前」とアナウンスがあるのはこのため)。
その後、1957年(昭和32年)に丸ノ内線の駅が開業するが、この時は銀座線とは接続しておらず、西銀座駅と言う別の駅であった(ただし銀座駅との乗り換え駅扱いではあった)。丸ノ内線の駅も銀座駅になったのは、1964年(昭和39年)に日比谷線の駅が開業してからのことである。
結果、完成した銀座駅はもともと別々だった駅に無理やり日比谷線部分の通路をくっつけた構造となったため、乗り換えが分かりづらい・遠い駅となっている。銀座線の渋谷寄りの階段をホームから登り切ると目の前に改札があるのだが、丸ノ内線・日比谷線に乗り換えるにはここで右にUターンしなければいけない。しかし、改札を誤って出てしまう客がいるようである。また、日比谷線の真ん中にあるエスカレーターをホームから登り切ってしまい、気付かずに改札を出てしまうパターンもある(ここでは横にある階段を途中まで登って乗り換え通路に入る必要がある)。また、銀座線と丸ノ内線のホームの距離が遠く、乗り換えに時間がかかる(日比谷線ホーム分の距離を歩かされるため)。
しかし、銀座線と丸ノ内線が直接乗り換えられる駅が他に赤坂見附駅ぐらいしかないため[1]、こういった不便な駅で乗り換えなければならないのが現状である。
さらに2020年6月6日、当駅の近くにある銀座一丁目駅が当駅との乗換駅指定を受けた。地上経由の乗り換えとなり、乗り換え制限時間は1時間となっている。
これで実質銀座駅の乗換路線がさらに一つ増えたわけだが、銀座駅と銀座一丁目駅は一番近い出口同士ですら数百メートル離れているので余計に「乗り換えが面倒な駅」となってしまった。とはいえ新橋~豊洲のように、メトロだけのルートで乗り換えが1度で済むルートができたためある程度の利便性向上にはなっている。ゆりかもめで直接行けるしJRから有楽町乗り換えの方が便利だって?それを言っちゃあおしまいだよ
ちなみにニコニコ動画:GINZAの由来ともなっている銀座のドワンゴ本社だが、歌舞伎座タワー内にあるため隣の東銀座駅の方が近い。
隣の駅
- 銀座線 新橋駅(G-08) - 銀座駅(G-09) - 京橋駅(G-10)
- 丸ノ内線 霞ケ関駅(M-15) - 銀座駅(M-16) - 東京駅(M-17)
- 日比谷線 日比谷駅(H-08) - 銀座駅(H-09) - 東銀座駅(H-10)
関連動画
関連項目
脚注
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