黒井駅(くろいえき)とは、新潟県上越市に所在する東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物) 信越本線の駅である。
概要
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島式ホーム1面2線の地上駅で、1番線が長岡方面、2番線が直江津方面となっている。以前は駅北側のみに駅舎が存在したが、自由通路(2012年1月完成)及び北口・南口広場等の整備を行った[1] [2]ことから、現在は南北から徒歩で行き来することができる。無人駅であるため改札は存在せず、乗車駅証明書を発券し乗車する。
普通列車と一部の快速列車[3]が停車する。
なお、北越急行ほくほく線の列車が直江津駅まで直通運転を行っているが、当初当駅は全列車が通過していた。
2015年3月14日のダイヤ改正より、一部列車が停車するようになった[4]。
2025年2月現在では、直江津駅まで直通するほくほく線の列車のうち、上り(直江津方面)3本、下り(犀潟方面)3本の1日計6本が当駅に停車する。
ホームより西側にある線路はJR貨物の設備で、北口を出て犀潟方面に進むとJR貨物 黒井駅の入口がある。主に直江津港や周辺の工場などの貨物を扱っている。
当駅は直江津港の工業集積地であるため、貨物駅部分がメインで旅客ホームはおまけのようなものである。
かつては頸城鉄道(現在の頸城自動車)の新黒井駅が南側に併設され、浦川原方面へ向かう頸城鉄道線が発着していたが、1968年に廃止されている。
当駅の南口広場には「頸城鉄道線 新黒井駅跡」を示す石碑が設置されている。
「電車でGO!」
電車でGO!シリーズでは、北越急行ほくほく線区間の一部として、信越本線の直江津駅~犀潟駅間が収録されているが、直江津駅~犀潟駅~六日町駅間を収録した「電車でGO!2 高速編」では、ほくほく線の列車しか収録されなかったため、スタート駅である直江津駅を出発するとどの列車でも、必ず通過する不思議な駅となっていた。
続く、直江津駅~犀潟駅~六日町駅~越後湯沢駅間を収録した「電車でGO!プロフェッショナル仕様」では、信越本線の長岡行のダイヤを除いて、全てほくほく線の列車だったため、相変わらず不思議な駅状態に。さらに肝心の唯一黒井駅に停車する長岡行は総走行距離1,400km以上で出現する隠しダイヤになっていたため、気づかなかった人もいたであろう。
ホーム
| 番線 | 路線 | 方面 |
|---|---|---|
| 1 | ■ 信越本線 | 柏崎・長岡・新潟方面 越後湯沢(ほくほく線経由)方面 |
| 2 | ■ 信越本線 | 直江津・妙高高原方面 |
隣の駅
| 隣の駅 | 当駅 | 隣の駅 |
|---|---|---|
| 直江津駅 | 黒井駅 | 犀潟駅 |
関連動画
外部リンク
関連項目
脚注
- *国土交通省 北陸地方整備局,2023年3月公表,『令和4年度 都市再生整備計画事業事例集』,「完了地区(新潟県) 上越市 黒井駅周辺地区」,p.211,2025/02/17最終閲覧

- *新潟県上越市,2013年2月公表,"都市再生整備計画 フォローアップ報告書 黒井駅周辺地区",2025/02/17最終閲覧

- *直江津駅を18時44分に発車する新潟行快速列車(柿崎駅まで各駅停車)
- *北越急行株式会社,2014/12/19公開,"平成27年3月14日ほくほく線ダイヤ改正",2025/02/17最終閲覧

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