1分58秒台への道とは、1991~92年にかけて月刊誌「マイコンBASICマガジン」(通称ベーマガ)にて連載されていた、任天堂スーパーファミコンのレースゲーム「F-ZERO」の攻略記事(厳密には連載後期のタイトル)である。
概要
「MUTE CITY I」タイムアタックの流行
F-ZEROはスーパーファミコンのローンチタイトルとして発売され、従来のレースゲームと一線を画した描画方法(参考)による自由度の高い走行が注目を浴びていた。
最初のコースである「MUTE CITY I」は通常のプレイでは2分を切る事さえ困難だが、任天堂が公式記録として「1分58秒97[1]」を発表したため、本記録を目指してタイムアタックが盛り上がりを見せる。
「1分59秒台への道」連載開始
ベーマガはこのタイムアタックを題材として「1分59秒台への道」のタイトルで連載を開始する。攻略テクニックおよび各コースの最速レコードが編集部・読者投稿を問わず掲載されていた。
有名なテクニックとして「佐久間スタート」「森下スタート」「(ダブル)一点読み」などが挙げられる。
連載が進むにつれタイムが短縮されたため、途中から記事名を「1分58秒台への道」へと変更している。
1992年3月号をもって連載終了。当時点での最速タイムは「1分58秒41」に達していた。
連載終了後
誌面への掲載は無くなったもののタイムアタックへ挑戦するプレイヤーは数多く存在し、発売から30年以上経った2020年代においても各コースの記録更新は続いている。
またTASによるタイム短縮も行われており、2021年時点で1分57秒台への突入が確認されている。(Youtubeリンク
)
関連動画
・(参考)バージョン違いのコース「MUTE CITY Ⅲ」のTAS動画。
関連項目
外部リンク
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(参考サイト、非公式)
脚注
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