Testament(テスタメント)とは、1983年から現在まで活動するアメリカ出身のスラッシュメタルバンドである。Testametは英語で「遺言」を意味する。
その他のTestamentについてはテスタメントの記事を参照。
概要
Exodusと共にベイエリアスラッシュの代表格であり、スラッシュメタル四天王に次いで世界的に高い人気を得ている。
1983年にエリック・パターソンが結成したLegacyを前身とし1987年にTestamentに改名、デビューを果たす。
ザクザクしたギターリフに加え、古代エジプトや中東を連想させる個性的なリフワークを用いる。叙情的でドラマティックな曲展開の後にみせる流麗なギターソロも彼らの大きな魅力である。
現在のメンバー
1986年から現在まで在籍。身長183cmだが横にかなり大きいせいでそれ以上に大きく見える。
2000年に癌を患い活動休止をするが、無事癌を克服し2007年に復帰を果たす。
北カリフォルニアのネイティブアメリカンのポモ族の血を引いている。
ガタイの良さを活かした貫禄あるステージングにも定評がある。
彼のバリトンボイスから生まれるパワフルなボーカルスタイルはメタル界に大きな影響を与えた。
1983年のLegacyから今に至るまでバンドメンバーで唯一全期間在籍している中心人物。
最近はDeanのVシェイプやエクスプローラータイプのギターを使っている。
クランチサウンドの効いた切れ味鋭いリフでバンドを支える屋台骨役。
長身揃いのメンバーの中では比較的小柄な方ではある。
ストレートな黒髪と細目の人の良さそうな顔が特徴的。ただ最近ピザ化が激しい。
Testament以外にはDragonlordというブラックメタルバンドを率いており、
そこではボーカルギターを担当。かなり堂に入ったスクリーミングを披露している。
ジョー・サトリアーニに師事し、その後Legacyに参加する。
Testament離脱中はクリス・オリヴァ急逝後のSAVATAGE、オジー・オズボーンにも参加していた。
1992年に脱退するも2001年に復帰。スラッシュメタル界屈指のテクニックを持つギタリスト。
使用ギターはいつもレスポール。以前はIbanezのSシリーズを使ったこともあった模様。
脱退している間はジャズを学んでいたそうで、後々メタルの名曲をジャズスタイルでカバーするアルバムを発表している。
若い頃は彫りの深い顔立ちのイケメン、今はやや白髪交じりの渋みを増したナイスミドルな雰囲気になっている。
1998年~2004年、2014年から現在まで在籍。以前はDEATHやObituaryに在籍していたこともあった。
彼もスラッシュ・メタル界屈指の技巧派ベーシストであり、この手のジャンルには珍しくフレットレスベースを使い、
フィンガーピッキングでバンドのボトムを支えている。ジーンとはDEATHで一緒にアルバムで共演した仲でもある(後述)。
やや細身な体躯ではあるが実は巨漢のチャックよりも背が高い。
SLAYERでの活躍が非常に有名なドラマー。1998年から1999年までの1年間のみ在籍し、
アルバム「The Gathering」での猛烈なプレイを残してまたSLAYERに戻ったが、
2022年にスケジュールの調整困難によるジーンの脱退後、まさかの復帰となった。
フルストロークで叩き出す強烈なスラッシュビート、
彼のタイム感や左利きであること(セットは通常)に起因するスピーディかつヘヴィなプレイが定評である。
なお、Testament以外にもMISFITS、Suicidal Tendencies、Mr. Bungleなど様々なバンドを
掛け持ちするメタル界の売れっ子ドラマーの一人でもある。(これはジーンにも言えることではある)
元メンバー (多数いるため抜粋にて)
1997年からの1年間、及び2011年から現在まで在籍。スティーブに同じくDEATHへの在籍経験があり、
アルバム「Individual Thought Patterns」で共演経験もある。
ほかにはデヴィン・タウンゼント率いるStrapping Young Ladなどでもドラムをプレイしている。
チャック以上の巨漢体型(身長195cm)に反した軽やかなスティックさばきと凄まじい音圧が特徴的。
ちなみに在籍末期あたりからかなり痩せ始めている。体型の割には穏やかな顔つきのイケメン。
2022年、自身が抱えるプロジェクトなどとのスケジュール調整がつかないため脱退した。
関連動画
関連項目
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