概要
YHC-餅とは、ストリートファイターIV、及びスーパーストリートファイターIVを主戦場とする格闘ゲームプレイヤーのこと。現在はスーパーストリートファイターIVがメイン。
いわゆる「島根勢」の一人として知られ、ニコニコ動画では島根動画に度々登場していた。特に別地域への遠征時に強く、島根動画では「遠征時勝率80%」とも表現される。このような無類の強さから、ついた二つ名は「島根のラスボス」。
ストリートファイターIV時代よりダルシム使いとして著名で、ダルシム全一の異名を持つ「伊予」に続く強豪。2010年の闘劇10でも見事青切符を手にし、本選出場を決めた。
スパIVからは伊予がキャラを変更したこともあり、ダルシム使いの代表格と見なされている。2012年からはTOPANGAリーグにも参戦し、「島根の仙人」「大僧正」といった異名で呼ばれた。
脱衣の波動のザンギ氏を初めとする他の島根勢と共に切磋琢磨することにより、抜群の戦術対応力を誇るのが大きな特徴。また、ここ一番でのしぶとさ、根性力の高さは特筆すべきであり、残り1ドットからの大逆転劇を描き切ることもしばしばである。
ウメハラが認めた実力 → GODSGARDEN Online #1出場へ
2010年5月、ニコニコ生放送にて配信された「スーパーストリートファイターIV オンライン対戦会」に出演したウメハラは、番組の最後でこう述べた。
ウメハラ「ネット対戦で、一人だけ、負け越す相手がいるんですよ」
一同「へえええ」
ウメハラ「その人どうも、地方らしいんですよ。すごい強くて」
こくじん「ウメハラが負け越す相手…」
ウメハラ「負け越しますねー」
KSK「それ、キャラとかは…?」
ウメハラ「キャラは、ダルシムなんですけど…。」
KSK「誰なんだろう」
ウメハラ「一応、ゲームセンターとかやってたみたいなんですけど」
格ゲー界のカリスマであるウメハラが、負け越す相手。
放送当時、コメント欄は驚きの声で包まれた。ダルシム全一といわれた伊予か、あるいはそれ以外の人物か。いや、伊予であればこれまでの実績から知名度から、ウメハラ自身が「伊予だ」と言明するであろうことから、伊予の線は薄い。となれば、「ウメハラが認めるダルシム使いは誰か?」と当時大きな話題になったが、その感嘆の弾幕の中にあった一つのコメントに、当時どれほどの視聴者が気付いただろうか。
果たして、リリース当初のウメハラを苦しめた相手はYHC-餅だった。そしてその実力の高さは、6月より開催されたウメハラ考案のオンラインイベント「GODSGARDEN Online #1」で、高らかに示されることとなる。
ウメハラが選抜した8名のプレイヤーリストの中に、彼の名前があったのだ。
彼は、その高いポテンシャルをこの大会でフルに発揮した。
その果敢な戦いの軌跡は、ぜひ「GODSGARDEN Online #1」の記事を参照して頂きたい。
島根勢によるインタビューでは彼自身の実直な人となりが垣間見られた。開口一番、運営やプレイヤーへの感謝の念を述べ、謙遜しながらインタビューに応える彼の姿は、彼の二つ名を新しい物へと変化させるに十分な力を持っていた。
関連動画
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Shoryuken.com―Interview with YHCmochi – Dhalsim Tips(英語記事)
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