AFRIKAとは、2008年8月28日にソニー・コンピューターエンターテインメントから発売されたPS3用ゲームソフトである。開発元はライノスタジオ。
ナショナルジオグラフィックと提携しており、提供された資料をもとに生態系の再現を実現している。
概要
2006年のE3で始めて映像が公開された。以降約2年ほどの間、まったく音沙汰が無かったことから、シンプルなタイトルであるが謎のタイトルとして、一部で話題となっていた。
2008年にはPSNにてPVが公開され、ゲームの全貌が明らかとなった。
本作のゲーム内容は、写真家である主人公が自主的もしくは依頼を受けてアフリカ各地を回り、そこに生息している動物の様々な写真を撮り、それを依頼先に送って評価を貰うことで物語を進めていく、というのが主な流れである。他にもオンラインを使った楽しみ方があったが、2010年8月31日にサービスは終了している。
発売後アップロードされた動画では、2年の沈黙、その後の気合を入れた宣伝の割には、あまりにも地味すぎる内容であったことから、クソゲー扱いされてしまった。しかし、それはあくまでニコニコを始め一部ネット内での評価である。
実際には動物を撮る楽しみに目覚める人も多く、ネットを介しての写真の公開や、カメラなどへのこだわり、動物に接近する苦労など、人を選ぶ部分はあるものの、やり込みゲームとしては評価は高い物になっている。
また、広々とした風景やリアルな質感で描かれた動物などアフリカ情景を満喫できる要素も多く、アフリカの世界をのんびり過ごす楽しみもあるゲームでもある。
PSVRとも相性が良さそうなゲームであることを考えると、ある意味では時代が早すぎたゲームと言えるかもしれない。
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