ホンダHA-420 ホンダジェット(Honda HA-420 HondaJet)とは、ホンダ エアクラフト カンパニーによって販売されている小型ビジネスジェット機である。
概要
エンジンを主翼の上に設置するという独特の設計で、胴体側にエンジンを付ける他の機体と比べて室内空間を大きくでき、騒音も小さい。[1]
本田技研工業の完全子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Campany, Inc.、HACI)が開発・製造。機体設計者はHACI社長兼CEOである藤野道格(ふじの みちまさ)。開発コンセプトは「空飛ぶホンダ・シビック」。
GEホンダ・エアロ・エンジンズLLC(GEホンダ、GE Honda Aero Engines LLC)が、メインエンジンであるGEホンダHF120小型ターボファンエンジンの開発・製造を担当した。GEホンダは、ホンダ・エアロ(Honda Aero, Inc.)とGEエアクラフト・エンジンズ(現:GEアビエーション)が2004年に共同出資・設立した合弁企業である。機体と航空機用エンジンは別々の会社によって開発される事が多いため、ホンダジェットはその両方が同社ブランド製という点で珍しい。
2021年には、機体を大型化して米大陸を横断できるようにした「ホンダジェット2600」の開発構想を発表した。2023年には名称を「HondaJet Echelon(ホンダジェット・エシュロン)」にすると発表、現行機の上位カテゴリに位置するライトジェット機として、2028年に製品化を予定している。[2]
経歴
※詳細な経歴についてはHondaJet ヒストリー
を参照。
2003年12月3日…アメリカ合衆国ノースカロライナ州グリーンズボロ市のピードモント・トライアド国際空港にて実験機が初飛行に成功。同年12月16日に一般に公表された。
2006年10月17日…全米ビジネス航空協会(National Business Aviation Association、NBAA)主催の世界最大民間航空トレードショーであるNBAA第59回年次ミーティング&コンベンション(Annual Meeting & Convention)にて受注を開始。
2015年12月…FAA(米国連邦航空局)の型式証明を取得した。[4]
仕様
関連動画
関連コミュニティ
リンク
関連項目
脚注
- *http://japanese.engadget.com/2018/02/21/1/
- *ホンダが新型ライトジェット機の名前を発表 「ホンダジェット・エシュロン」と命名
2023.10.17 - *http://www.honda.co.jp/news/2012/c121031.html
- *http://www.honda.co.jp/news/2015/c151210.html
- *http://www.aviationwire.jp/archives/77858
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