『HOTTO DOGU』(ホットドッグ)とは、
- Shawn Wasabi氏による2014年公開の楽曲。
→ Shawn Wasabi - HOTTO DOGU (live original stuff) - YouTube - heiakim氏による2017年公開の楽曲。
本記事では上記の2.について記載する。
概要
インドネシアのミュージシャンheiakim(Harry Citradi)氏が、2017年にYouTube投稿動画の形式で発表した楽曲。
ボーカルにはGoogle翻訳の日本語音声が使用されており、ニコニコ動画でも以前から「Googloid」等と呼ばれていたジャンルの楽曲の一種と言える。
2017年7月に公開したショート(オリジナル)バージョンと、同年9月に追加公開したフルバージョンがある。
- ショートバージョン:How To Make Google Translate song "HOTTO DOGU" - YouTube
- フルバージョン:Full Version of Hotto Dogu song ft. Google Translate - YouTube
2018年10月には、日本人と思われるTwitterユーザーがこの楽曲を紹介したツイートがツイッターの日本語ユーザーの間で盛んに「リツイート」され、いわゆる「バズった」状態となった。このことで日本での知名度も急上昇した。
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https://twitter.com/8orochiura/status/1051455575819575297
ちなみにheiakim氏はこのツイートに「ありがとう!みんなありがとう!」と返信したり、
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https://twitter.com/harrycitradi/status/1051673073215143936
「welcoming all Japanese who just discovered hotto dogu! ❤u」と「hotto dogu」経由で自らのTwitterアカウントに訪れた日本人ユーザーを歓迎するツイートを投稿したりしている。
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https://twitter.com/harrycitradi/status/1052253426615111680
heiakim氏は自らのSoundCloudにてこの楽曲自体のほか、インストゥルメンタル版も公開している。そのため、その他のユーザーによってこの楽曲を題材とした派生動画なども多数制作され、YouTubeやニコニコ動画に投稿されている。
ちなみにheiakim氏は、この楽曲の他にもGoogle翻訳を使用した楽曲を自らのYouTubeチャンネルに複数投稿している。この「HOTTO DOGU」はそれらの楽曲「google translate song」中の代表曲の一つではあるが、2018年11月現在時点で最も再生数の多い楽曲はこの曲ではなく別の曲だったり。
ショートバージョンの動画の流れ
「open google translate(Google翻訳を開きます)」
「make your own lyrics(好きな歌詞を打ち込みましょう)」
(※ここで
I like hot dog. Because it is not a dog. Do you like hot dog?
(私はホットドッグが好き。なぜなら犬じゃないから。あなたはホットドッグ好き?)eat, eat, eat hot dog. Hot dog, burger, coca cola.
(食べて、食べて、ホットドッグ食べて。ホットドッグ、バーガー、コカコーラ)
という歌詞が入力される。)
「listen to her(彼女の読み上げを聴いてみましょう)」
「meh. it is just too normal(うーん、これじゃちょっと普通すぎますね)」
「change it to Japanese(日本語に変えてみましょう)」
(※上記の歌詞を、Google翻訳が日本語としてカタカナ発音で読み上げ始める。「it is」の部分を「アイティーアイス」と読むなどの変なところもあるが、heiakim氏は「now, that's pure art(うむ、これぞ芸術です)」とコメントし満足しているよう。ちなみにここで表示される変な犬はアニメ「アドベンチャー・タイム」のメインキャラクター「ジェイク」である。犬だからであろう)
「listen to her slowly(彼女の声をじっくり聴いてみましょう)」
「you'll find that she's actually singing(彼女が実際に歌っているとわかるでしょう)」
「you just have to define the note(でも音程ははっきりさせなくてはいけません)」
「for me, her notes are:(わたしには、彼女の音程はこう聴こえます)」
(※「グリッドコントローラー」などと呼ばれる、ボタンが格子状に並んだ機器を使用して演奏している光景が流れる。機種はnovation社の「Launchpad Pro」か?)
「tweak that auto tune!(auto tune(ピッチ修正機能)で調整しましょう!)」
「find chords to that note(この音程にふさわしいコードを探しましょう)」
「TWEAKING!(調整中!)」
「NOW」「ADD」「THE」「OMFG-THING」(今 OMFGなやつを 追加中)
(※音楽制作ソフト「Ableton」を使用して楽曲へと仕上げていく作業の様子が流れる。なおOMFGはoh my fucking godの略で「超すげー」といった意味)
以後は完成した楽曲が流れていく。お楽しみください。
ロングバージョンの動画ではこの完成した楽曲が流れる時間が長いが、他の基本の動画構成は同じである。
なお、楽曲に合わせて踊る男性はラッパー「スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)」。彼がファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)と合作した楽曲「Drop It Like It's Hot」のPV中で見せたダンスの一部を切り取ったもの。犬(Dogg)繋がりか。
また、楽曲に合わせて踊る赤い髪のアニメの女の子は、「ゆるゆり」の登場人物の「赤座あかり」。おそらく「ゆるゆり」のアニメ2期「ゆるゆり♪♪」のOP「いぇす!ゆゆゆ☆ゆるゆり♪♪」の映像から切り取ったもの。赤座あかりが「ゆるゆり♪♪」で犬の真似をしていたから?その前シーズンであるアニメ第1作「ゆるゆり」で犬の着ぐるみパジャマを着ていたから?特に深い意味は無いのかもしれないが……。
関連動画
関連リンク
- HOTTO DOGU ft. Google Translate by heiakim | Free Listening on SoundCloud
- HOTTO DOGU ft. Google Translate (Instrument) by heiakim | Free Listening on SoundCloud
- Hotto Dogu by Heiakim on Apple Music
- Spotify Web Player - Hotto Dogu - Heiakim
- heiakim Music - YouTube
- Harry Citradi(@harrycitradi)さん | Twitter
- heiakim | Free Listening on SoundCloud
関連項目
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