iyiとは、「高学歴だが無能な人」とう意味である。英語の「Intellectual yet idiot」の略称。
概要
世の中には、「なぜか高学歴なのに仕事ができない」「能力が低い」という人がいる。そういう人を総称して英語では、「Intellectual yet idiot」(直訳すると「知的バカ、高学歴愚か者」など)と言うが、「IYI」とはその略称である。
日本では、今までそういう言葉がなかったが、ケントギルバート氏が紹介した。
現代では(特に日本では)高学歴であればあるほど、会社で重要視される傾向がある。これは、学歴が高い=頭がいい、という思い込みがあるせいである。しかし、実際には学歴が高いのになぜか「頭が悪い」人がいる。分かりやすくいえば、要領が悪い、仕事ができない、人の話を聞いていない、理解していない、などである。
このような人はこれまでもいたが、なし崩し的に「無かったこと」にされてきた。それは、そういう人は得てして重要なポストに配置されていたためである。だが、会社が学歴重視でなく、実力至上主義、つまり「いかに仕事ができるか?」とう風に変わってきた結果、「IYI」な人の存在が浮かび上がってきた。
「IYI」な人は、幼少期からとにかく詰め込み教育で生きてきていることが多い。教科書や参考書に載っていること、
学校や塾で習うことはよく知っているが、社会で生きていくための術やコミュニケーション能力が著しく低い場合がある。
それは、当人の性格のせいであったり、周囲の環境であったりするため、一概に「これが原因」とは言えないが、
「勉強ができればいい子」という風潮がそういう人物(IYIな人)を生み出しているのは事実である。
そして、残念なことに日本の企業の重要なポストや政治家には、IYIな人が多いのが事実である。
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