Oh-yo単語

オーヨー
1.9千文字の記事
  • 0
  • 0pt
掲示板へ

Oh-yo(オーヨー)とは、イタリア・シチリシラクサの実業・Lorenzo Gilbertoが手掛けるヨーヨーの名である。

概要

クラウドファウンディングによる金属ヨーヨープロジェクト
2020年12月15日ローンチされ、2021年1月14日に締切られた。一般販売はされている様子がなく、クラウドファンディングに参加した人のみが手に入れることができたようだ。

CNC旋盤による精密加工が施されたアルミニウムのボディで、それがちょうど収まる木セットになっている。アルマイト加工はされているが、色は無垢シルバーのみ。ただし、表面を磨いているかいないかの差がある。映像からは、スリープしない上げ下げだけのヨーヨーと見られる。重量は90-100gと表されており、競技ヨーヨーの相場で見るとかなり重い

仕事場のデスクに置いても違和感のないモダンクールデザインであり、仕事の合間に5分ほど、を「再起動」するのに最適であるとしている。

価格は、発売された場合50ユーロほどを想定しており、40ユーロ(アーリーバード支援者は32ユーロ)の支援で1個手に入れることができる。ポリッシュあり/なし両方をセットにしたものは63ユーロ以上の支援が必要。

標額5000ユーロ切りまでに、それを大幅に上回る29000ユーロ以上の支援を得た。

一方、現在の競技ヨーヨーではごく普通に行われている製造法をさも新しいかのように謳っていることや、見たがただの円盤で、回しやすくまたは安全にする工夫がほぼされていないことから、競技プレイヤーからは総ツッコミが入っている。

以下に、ツッコミどころと新と言える点を挙げる。

ツッコミどころ

CADによる設計やNC旋盤による削り出しは、現在の競技ヨーヨーではごく普通に行われていることであり、そこを新しいかのように言うのはおかしな話である。

製品価格として想定されている50ユーロは約6300円(2021年1月11日現在)であり、ヨーヨーショップの中価格帯フルメタヨーヨーと大差ない。性を考えれば割高だと感じてしまうだろう。

同価格帯のメタルヨーヨーは山のようにあり、落ち着いた色合いのものを選べば、十分オフィス染むし、休憩時間の運動としてはこちらのほうが優れる。

本機は、悪く解釈すれば、現代のヨーヨーをほとんど調べずにプロジェクトを立ち上げたか、競技ヨーヨー界隈を知らない人に重要な情報を知らせないまま投資させているように映ってしまう。

斬新な点

一方、技をする気がない人にとっては、見た製品に金を出せるかどうかが全てである。
表されている映像スペックは、非競技ヨーヨーとして必要十分である。散歩ブランコができないという情報は、上げ下げしかしない人には関係がない。
そのような層に、旋盤による精密加工の金属ヨーヨーは確かに新である。知らないものを紹介して販路を広げるのは、実業としてはまっとうな動きである。

最大の突っ込みどころである形状は、競技ヨーヨーを見慣れたメーカーショップからは出てこない発想である。オフィスインテリアとして使うのであれば、競技ヨーヨーの形状に縛られる必要はない。本機は謳い文句通りシンプルクールな見たであり、それがピッタリ収まるように木も工夫している。

スリープしないということは、裏を返せばヒモ普通に巻けるし、手に戻しやすいということであり、競技ヨーヨーを知らない人が飛びつきやすい。ストリングコットンとナイロンの混合というしい組み合わせで、決していい加減に決めたわけではないことがわかる。

競技シーンを一切無視した見たは、競技ヨーヨーメーカーにも若干衝撃を与え、(関連性は不明ながら)本機の発表後ほどなくして「ヨーヨーリクリエーションインパクト」が発表された。

関連機種

アルミニウム製薄ヨーヨー

5000円以内のメタルヨーヨー

クラウドファウンディングが行われたヨーヨー

関連動画

関連静画

関連リンク

関連項目

関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

【スポンサーリンク】

  • 0
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

日本 (単) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供: 蒼水(そうすい)
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

Oh-yo

まだ掲示板に書き込みがありません…以下のようなことを書き込んでもらえると嬉しいでーす!

  • 記事を編集した人の応援(応援されると喜びます)
  • 記事に追加して欲しい動画・商品・記述についての情報提供(具体的だと嬉しいです)
  • Oh-yoについての雑談(ダラダラとゆるい感じで)

書き込みを行うには、ニコニコのアカウントが必要です!


ニコニコニューストピックス