Stepmania(ステップマニア)はPC用のシミュレーションソフトである。
概要
音楽ゲームのシミュレーションソフトには、『DTXMania』・『LunaticRave』・『太鼓さん次郎』等があるが、Stepmaniaもそのひとつ。
StepmaniaはDDR( Dance Dance Revolution )に類似しているが、拡張性が高いことが特徴で、DWIと呼ばれる譜面は自由に作成することができ、またテーマファイル(スキン)も作成や変更ができる。これらはネットで多数が公開されている。ただしゲームシステムの関係上、いわゆる「物故抜き」で公開されている場合もあり、ダウンロードには細心の注意が必要である。
特徴
上述の通り高い拡張性が特徴である。アドオンを追加するとPop'n musicや、ParaParaParadaise等の形式でプレイすることも可能。また足でプレイするものと、手でプレイするものによって譜面の傾向が大きく分かれるのがこのゲームの特徴である。譜面を作成する場合は、タグなどで前もってどちらの層に向けて作っているか告知する事でコメント欄が荒れるなどの問題などはある程度回避できる。
現在現役の本体バージョンが複数あるが、バージョンによってスキンやStepmaniaで使われる独自形式「sm」ファイルの仕様が変わり、互換性が大きく失われるので注意が必要である。
現在、主に国内で使われているのは比較的安定して動作するバージョン3.9だが、3.9にはオンライン対戦出来るモードは実装されていない(ただし簡易的なオンライン対戦は可能らしい)。オンライン対戦出来るモードは3.95または4(4.0)に実装されているが、3.95・4(4.0)ともに開発が進んでおらず、バグだらけである。
またStepmaniaはスキンを自由にカスタマイズすることができるが、3.9にデフォルトで付属されているスキンはDDRの本シリーズ「DDRMAX -DanceDanceRevolution 6thMIX-」と酷似している。これはライセンスの問題が懸念される事項である。使用する際はできるだけ他のスキンを探して使うことをオススメする。
この問題を改善させるため、Stepmania 4では独自スキンを使って開発されていたが、上述のように開発は停滞している。海外では非公式で有志独自のスキンの開発が進んでいるが、本家による公式のスキンや本体の早期の開発が待たれている。
現在、公式サイトでは3.9の後続バージョンとしてStepMania 5.0が公開されている(中身は4を改良したバージョン)。Lift(ステップゾーンに到達したときに足を離す)・Roll(終端まで連打し続ける)・譜面難易度ごとに異なるBPM変化に対応。テーマやノートスキンの拡張にはLuaが採用されており、ジャケットホイールなど3.9ではできなかった拡張が可能となっている。また、独自のデフォルトテーマが同梱されており、上述のライセンス問題も改善されている。しかし、テーマやノートスキンの他バージョンとの互換性はなく、譜面ファイルも独自のssc形式を採用(dwi/sm形式も読み取り可能であるため、3.9用の譜面を読み込むことはできる)しており、必要PCスペックや対応テーマ数などの問題もあって3.9ユーザーの移行がなかなか行われていないのが現状である。
関連動画
ニコニコ動画ではプレイ動画を中心に動画が多数アップロードされている。
関連コミュニティ
主なパッケージ・スキン配布サイト
BMSのパッケージ等で使われた楽曲などを中心にパッケージングして公開されていたり、個人で作ったスキンなどが公開されている。
主なものは以下の通り。
パッケージ
foonmix
D3MIX
pop☆candy
XXmiX
Panzer Force
DDR KCD-Mix
VOC@LOID NIGHT in StepMania(仮)
スキン
Cyberia Style
dubaiOne
moonlight
sm-ssc
関連項目
外部リンク
StepMania (本体ダウンロードなど)
StepManiaまとめwiki
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