金の入日に手風琴とは2009年12月05日に投稿された、■PによるMEIKOオリジナル曲。イラスト・動画はコチニール。
概要
2009年12月1日にピアプロで事前に公開されており、非常にクオリティの高い完成度から話題となり、動画の完成が待たれていた。満を持して投稿された動画版はアール・デコやモボ・モガの時代がモデルになっており、黒サブリナメイコと影になるセーラーメイコが彷徨う影絵の街が、曲の雰囲気をさらに盛り上げている。
繰り返されるサビのメロディが印象的で異国情緒漂う世界観が美しく、手風琴(アコーディオン)の音色に望郷を誘われた人が多く、一年以上じわじわと再生数が伸び続け、2010年12月20日14:55頃10万再生を突破し、■P初のVOCALOID殿堂入りとなった。
ちなみに、北原白秋の詩集『思ひ出』に収録されている「金の入日に繻子の黒」、久保田万太郎の句「秋風や 忘れてならぬ 名を忘れ」がリスペクトされている。
歌詞
灰色の石畳 暮れなずむ影絵の街
眠り込む日時計に 息吹き込む音は手風琴
玻璃窓の煌きに 鳴りわたる異国の鐘
ゆらり踊る影法師 誘われ灯る幻燈五色
紅色の頬を染め走り出した 無邪気な迷子のふりをして
雪色に光る剃刀のような 密かな秘め事を忍ばせて
金の入日に手風琴 失くしたものは見つからない
金の入日に手風琴 失くしたものは見つからない
終わりへと落ちてゆく 燃え朽ちる夕日に手風琴
きりきりと舞い続く 風見鶏 風にから回る
追いかけて追いつけない 遠く香る金木犀
紅玉の瞳細め 大鴉 風にから笑う
菫色のはかない夢 腕に抱いて 全てを振り捨て往く先に
闇色に深い罪 体染めて もう戻れないのを知りながら
金の入日に手風琴 失くしたものは見つからない
金の入日に手風琴 失くしたものは見つからない
金の入日に手風琴 ついてはならぬ嘘をつき
金の入日に手風琴 忘れてならぬ名を忘れ
金の入日に手風琴 夢見てならぬ夢を見て
金の入日に手風琴 憧れさまよう影絵の街
金の入日に手風琴 失くしたものを見つけるまで
失くしたことも忘れるまで―――ピアプロより
関連動画
歌ってみた
VOCALOID・UTAUカバー
アコーディオンをUTAUで読み込んだカバー、つまり中の人がアコーディオンの音源である(楽器は声シリーズ)
合わせてみた
ニコカラ
その他
関連項目
関連リンク
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