ニコニコ大百科

>>360
ニアの脳内の月の脳内のニアは「貸金庫の中の本物のデスノート」の存在を知らない世界線のニアなんだから魅上が持ってくるノートを偽物（魅上が普段持ち歩いているノート）だと思ってるはずじゃないか？

>361

>ニアの脳内の月の脳内のニアは「貸金庫の中の本物のデスノート」の存在を知らない世界線のニアなんだから
これはその通りだけど、

>魅上が持ってくるノートを偽物（魅上が普段持ち歩いているノート）だと思ってる
これは本当の世界線の、作中で書かれたニアの思考でしょ？



ニア(夜神月はまさか本物のノートに細工をするとは思わないだろう。だから、魅上の持ち歩いてるノートに細工をすれば殺されない。
でも細工をしたことは月にも魅上にもバレてないから、夜神月は『私(ニア)はノートが本物だと思っている』と思っているだろう。
だから、夜神月は、私(ニア)が、ノートが本物なのに倉庫にきてみすみす殺されると思っているだろう。)

↑みすみすノートに名前を書いて殺されるニアを想定している月を想定しているニアはおかしいよね、という話です。ややこしい……

　ニアの命令を受けたジェバンニによって、偽のノートとはいえ、その内容は写真撮影されており、本物のノートの存在をニアが知った直後から、偽のノートを元にある程度の複製を用意することは可能であるため「直近のページ以外は事前に用意していた」とも考えられる。

実際に本物のノートが使用されたのは、魅上にノートが届けられた11月27日から12月11日までと、1月26日27日分であるため、事前に用意していたノートの複製が利用できたとすれば、当日ジェバンニが1日で書き写した分量は直近の2ページとなり、魔法のような無茶な作業ではないと考えられる。

仮面ライダーガヴの
ニエルブ・ストマックの自滅展開からのボッカ・ジャルダックの説明がまさにこれでしたね…

>>362
いや、月の想定では、ニアは魅上が持ち歩いている偽物のノートを本物だと思い込んでおり、それを細工して無力化してるから安全と思ってる（と月は思ってる）のよ　だからニアは倉庫に来ても殺されると思ってない、というのが月の想定
これは半分その通りで、ニアはメロの行動で初めて「金庫の中の本物のノート」の存在を知った

>>365
それは実際に12巻を読めば普通に書いてあることでしょ？
もちろん俺も前提としてわかってるよ

月の想定『ニアは魅上の持ち歩くノートを無力化したから安全だと思ってる』
↑これは作中でもしっかり描写されてる事実であって、基本的な大前提の話

では、月の想定におけるニアの想定する月の想定するニアの思考がおかしいのでは？という話をしています
ここがめちゃくちゃ入れ子構造になってて、議論する以前に議題自体を理解してもらうことが難しい……

君の書いた文章を引用するけど、
〉だからニアは倉庫に来ても殺されると思ってない、というのが月の想定
【『この文章におけるニア』の想定する月】の想定するニアは、
ノートが本物なのにノコノコ倉庫にやってきてただ魅上に名前を書かれる人になってませんか？という話をしたいんだ


Aさんが想定するBさんが想定するAさんが想定するBさんの想定がおかしくないですか？という議論をしたいのに、
Aさんが想定するBさんはこう想定してるよ、というレスポンスがきてしまう……

>>365
もっと言うと、君の言ってることが間違ってるって言ってるわけじゃなくて、君の言ってることは全部正しいんだ

その“正しい事実”を材料としたうえで、その先の考察をしたいんだけど、その考察に対してもう一度その“正しい事実”をレスされても困ってしまうのだ……

うーん…？よくわからんな
そもそも作中でも語られてるが、ニアは推定有罪で月と魅上を暗殺するという「最善手」を取る可能性があった
ニアは個人的こだわりから証拠を突きつけるという「悪手」を選択し、ほぼ超能力の推理でＸキラが魅上であることを突き詰めたが、月がニアの性格をプロファイリングしてその「魅上照がＸキラだと（どうやってかは不明だが）突き止める」＆「その上で個人的こだわりから月と魅上を暗殺しない悪手路線を取っていること」という二つの事実を把握していることをニアは知らない

つまりその想定×nのニアの想定する月は「ニアが魅上照がXキラだと突き止めていたら、常識的に考えてすぐさま自分と魅上両方を一度に暗殺してキラを全滅させる『最善手』を取るはずだ。実際にはそうなっていない。つまりニアはこの当日までに魅上にたどり着けなかった」と推理しており、ノートの「偽物本物合戦」には存在自体気付かないはず　
そしてニアがＹＢ倉庫当日にノートの偽物本物合戦について開帳したら「なんで魅上に辿り着いてるのに暗殺しなかったんだ…？」とでも思うだろう

書いてて何となくわかってきたが、この想定×想定×想定の入れ子構造の中で、最下層の想定世界の月だけはノートの偽物本物合戦を知らないのよ
常識的に考えて「Ｘキラが存在し」「それは魅上照である」ことがバレたらその時点で勝負は終わりで、絶対に魅上がキラであるとバレないようにしないといけないのが普通
魅上がＸキラだとバレた後、ノートに細工をしたり仕返したりするというニアの個人的こだわりから行われるエキシビジョンマッチがあるということを想定すらできないし、そんなことを想定して作戦を考えるというのは自殺行為だ
ところが、実際には月はこの自殺行為路線を取っていて、メロの件があるまでニアはその路線に気付かなかった

ん？そもそも俺の主張でも、想定の最下層の月(メロの誘拐事件直前のニアが想定してる月)はノートの真贋勝負が行われてることを知らないから、結局俺の主張に賛成ということでいいのか……？

11巻196ページ
ニア「どうだ夜神月……　これならおまえのやろうとしてることも可能だろう」
月「横浜倉庫……　入口はひとつ　なるほどここなら……」

入口がひとつの倉庫で顔をさらす、という約束をした時点で、ニアと月の間で、ノートの真贋勝負で決着をつけよう、という合意が取れてるし、お互いに相手が真贋勝負の土俵に乗ってきたことも分かってる
でもニアの脳内の月(最下層の月)は真贋勝負を想定すらしてないし、月も『ニアが(真贋勝負を想定してない月)を想定してる』と想定してるから、そもそも真贋勝負が成立してることがおかしくないですか？という話

ニアの立場になって考えると、作中のニアは、倉庫での真贋勝負に月が乗ってきた時点で、『お見せしたいものがある、それは顔を出さないと見せられない』というアホみたいな建前を完璧に信じてるクソバカ夜神月を想定してることになってしまうはず

もっと言うと、最下層の月も、ニアが魅上を殺す手段をとってくるかどうかは分からないので、
“魅上が殺されてない”を根拠に魅上の存在がバレてないとはしないはずだけど、そもそも最下層の月はニアに魅上のことがバレてない前提だし本題ではないのでまあいいや

ニアが設定通り天才なのであれば、
『自分がXキラの正体を見破っているし、魅上にたどり着いてることは夜神月にもバレてない』(実際はバレてるけど)
というアドバンテージを保持しなきゃいけないんだよね
真贋勝負を持ち掛けた時点で、月が設定通り天才なら『自分が魅上にたどり着いてること』がバレてしまうし(実際は元々バレてるけど)、
月が真贋勝負に乗ってくるわけないから、みすみすアドバンテージを放棄することになってしまう(実際はそんなアドバンテージないんだけど)。

だからニアが倉庫で真贋勝負を持ち掛けることもありえないし、仮に持ち掛けたとして(仮っていうか作中では実際に起こった出来事だけど)月がその勝負に魅上を巻き込んで乗っかってくることもありえないはず

漫画は最後を上手く〆るのが一番難しいんだなぁと