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あと官僚みたいのならともかく戦争終わったあとで評判が悪く民を苦しめた上に自分たちの敵の側だった兵とか戦後処理に使える人材か？

あれは聖戦のトラバントと同じで、戦後処理の害になる連中を道連れにして、自分の選択に落とし前をつけたんだ。ガトーにもバレバレだったじゃん。

その考え方は紋章だとあり得そうだと思ってはいたんだが、新暗黒だとどうもミシェイルに死ぬ気がなさそうでなぁ

「ミネルバは俺と国を裏切った」（＝だからミネルバの責任は問わないで）だし、戦闘会話だって「お前に和平交渉やる権限はないんだぞ、そんな事言ってると戦後不利になるんだから、しっかりお兄ちゃんを討ちなさい」。デレを見逃してくれないマリア相手になると最早パニくるしかない、そりゃガトーだって呆れますわ「もう何も言うまい。（ダメだこのシスコン）」

オレルアン制圧部隊の指揮官とかペガサス三姉妹とか兄妹とかからめっちゃ好かれててタリスの王女に次ぐくらい人たらし力あるけど言動見てると本人自身はあんまり物考えてなさそう
損得抜きで慕われるけど損得調整して信用稼ぐとかできなさそうというか
流され兄貴マチスが反乱側に入ってしまったみたいにどこの陣営に付く義理も薄いような中央から離れた一般貴族とかの根回しや統制はできてなくてモブ貴族からはいつも華やかな人同士で高い所にいるよく知らない人と思われてたんじゃないかと思ってる

マケドニアは外国に占領されたグルニアと違って先王→ミシェイル→ミネルバとトップの交代だけで済んでるから「国に忠義を尽くし（ますと言いつつミシェイルに逆らわずミネルバに従って外征に行くわけでもなく自領で私腹を貯え）た有力貴族」とかの国内勢力や内政体制が丸々残ってる
本来はアカネイアや同盟国が政治に軍事に後ろ盾になって旧勢力の解体を進めるべきだがまああんな状態でむしろ裏では反乱側に付いてしまうし
中立やミネルバ側の貴族すらも他国侵略に国内勢力鞍替えの負い目があるので、どちらに正当性がありどちらに生存の可能性があるのか完全に迷ってしまったと思われる
本人くそ真面目だから（というか勧善懲悪ストーリー的にも）丁寧に罪を調べて毅然と裁く事はしても腹芸で機嫌取るとか危険人物を強権発動して見せしめに排除とかしそうにないし
マリアと生まれる順番（とクラス）が逆の方がそれぞれの性分に合ってたかもしれない

ミネルバとミシェイルも両者の仲を取り持つ人か、しっかり補佐してくれる人がいたら、だいぶ変わってただろうね。
両者とも自分の意地を優先しているから、周りの事を蔑ろにして事態を悪化させ後始末はマルスに押し付けてしまったし。

追放された将軍たちってのも、アカネイア戦記の脱走兵みたいな問題ありって連中だったのかも知れないけど
そういう奴らを諫めるのが、お前ら王族の役目だろって言いたいし、マケドニア王国はミネルバとミシェイルは仲違いした時点で詰んでたのかもな。

取り持つ人間が必要だったのはミネルバとミシェイルと言うより父親とミシェイルの間だな。拗れたのがミシェイルがガーネフに騙されて父親の真意を知らずに殺しちゃったところだから兄妹の確執の方は原因も意地張ってるのもミシェイル側

本来はミネルバが2人の間を取り持つ役割だったんだが、暗殺時に不在だったというタイミングの悪さ
ガーネフがミネルバが留守のタイミングを狙ったのかもしれないがミネルバ以外にも親子の間を取り持つ人物がいたらそもそも戦争にすらならずに終わってたまであるんだよな
ドルーア側に勝ち目ない戦争だから

聖戦の系譜のアルテナは、部下に命令を無視されてミネルバと逆の立場になったのが皮肉だな。

新紋の支援見直して見て思ったが
ミシェイルはミネルバが物怖じせずに諫言してくれていたと気付いたのマイユニ♀との支援のタイミングか
遅い…半端に有能で自分で大半のことができたばかりに妹と話し合う、という選択肢を自分で捨ててしまってたっぽいな
まあそんな妹と話し合うなんて選択肢持ってたならそもそもガーネフに騙されて父親を暗殺なんてしてないか

ミシェイルが（最終的な真意は別として）ドルーアに与したのはアカネイアへの不満もあるだろうけど人類軍とドルーアの全面戦争となった時、位置的真っ先にマケドニアがドルーアの矢面に立たされるという点も大きかったと思う
「途中経過がどうだろうが最終的に人間様がトカゲ共なんぞには負けん」と見切った上でマケドニアが一番消耗して終わるなど冗談じゃない、といったところでは