くふうハヤテベンチャーズ静岡とは (クフウハヤテベンチャーズシズオカとは) [単語記事]

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くふうハヤテベンチャーズ静岡とは、2024年からプロ野球ウエスタン・リーグに参戦する球団である。運営法人はハヤテ223株式会社。

概要

ウエスタン・リーグ
くふうハヤテベンチャーズ静岡
基本情報
創設	2024年
本拠地	ちゅ〜るスタジアム清水
経歴
くふうハヤテベンチャーズ静岡(2024年-)
プロ野球チームテンプレート

2024年からウエスタン・リーグに参戦する予定のプロ野球チームであり、かつて2年だけ存在した山陽クラウンズのように二軍しかないという新チームである。本拠地は静岡県。ホームグラウンドは静岡県静岡市清水区の清水庵原球場を予定している。

2004年日本プロ野球再編問題の結果、大阪近鉄バファローズが消滅し、宮城県を本拠地とした東北楽天ゴールデンイーグルスが新規参入。二軍はそれまでは東西6球団ずつだったのがバランスが崩れ、イースタン・リーグ7球団に対してウエスタン・リーグは5球団になっていた。その結果、ウエスタン・リーグはチーム数が手薄になったこと、どちらも奇数になったことで1チームは試合ができない状態になっていた。ただでさえ二軍は雨で試合が流れると一軍とは違い延期されず試合が消滅、試合ができないチームが出ることで選手の実践の機会が減るという問題があったが、それを解消するために、またプロ野球チームのない県にも野球に親しんでもらうために、新規算入するチームを募り、2023年の9月29日に正式に参入が決定したのがこのハヤテ223である。なお当初はイースタン・リーグへの加盟を目指していたが、イースタン・リーグには新潟アルビレックスBCが参入した。

NPBの新球団としては2005年の東北楽天ゴールデンイーグルス以来19年ぶり、二軍しかないチームの復活としては山陽クラウンズ以来実に72年ぶりとなる。

親会社はハヤテグループ。東京都の会社で投資事業や金融業を主な事業とする2005年創業の会社である。

2024年 1月16日にはチーム名（くふうハヤテベンチャーズ静岡）が発表された。

課題や今後このチームがどうなるのか、どうあるべきかの疑問もあり、例えば選手はトライアウトなどで2024年までに集める予定であり、監督やコーチも決まっていない（2023年10月31日に山下大輔 GM、赤堀元之監督の就任が決定、2023年 12月20日にコーチが発表された。）。
「ハヤテ223で結果を出した選手はどうなるのか、通常ならば一軍へ昇格するわけだがハヤテ223の場合はどうなるのか」「きちんとチームが運営されて行けるのか？二軍は客入りは少なく、入場料や飲食店やグッズ販売、広告料などの収益としては一軍に比べれば圧倒的に少なく、それでいて選手の年俸や、由宇や筑後などの遠方への遠征にかかる費用もかかる。途中で1億5680万4000円とかの赤字を抱えて破たんしたりしまいか（ちなみに同様に二軍だけのチームであった前述の山陽クラウンズは弁当代や入場料、選手の育成を他球団から請け負ってその育成請負料を収益としていたが、結局2年で撤退している。）」「サッカー県の静岡県でどこまでファンができるのか」…などなど。とはいえ、「面白い試み」「ハヤテ応援するわ」「野球のない県にも野球が普及するきっかけになる」などの肯定的な意見も見られ、この試みが成功すればハヤテ223が静岡県のおらが村のチームとして定着していくかもしれない。

関係者

※太字は記事がある者
更新：2024年 4月20日

首脳陣・スタッフ

（19）赤堀元之（監督）
（76）⾼⽥誠（ヘッドコーチ）
（27）深⾕亮司（打撃・野⼿コーチ）
（31）中村勝（投手コーチ）
（88）山下幸輝（守備・走塁コーチ）
（72）内⽥順三（打撃アドバイザー）
山下大輔（GM）

所属選手

投手	捕手	内野手	外野手
（11）大生虎史（12）山田門（13）奥田健誠（14）村上航（15）竹内奎人（16）奥田域太（17）二宮衣沙貴（18）西濱勇星（20）藤本颯太（21）藤岡好明（26）アドリアン・アルメイダ（28）野村裕樹（40）ミゲル・モラ（41）早川太貴（46）田中健二朗（47）東海林碧波（53）池谷蒼大（77）野口渉（89）平間凛太郎	（0）深谷力（6）谷川唯人（10）深草駿哉（22）草場悠（51）居谷匠真	（2）瀬井裕紀（4）西川僚祐（5）倉本寿彦（7）橘八重龍誠（23）仲村来唯也（24）高橋駿（キャプテン）（25）折下光輝（66）宜保優（70）ブラウリオ・バスケス	（1）増田将馬（3）平湯皓基（8）篠原玲央（9）富山太樹（37）福田秀平（99）ジェリソン・バスケス