ぐんたいガニとは (グンタイガニとは) [単語記事]

登場作品
ぐんたいガニ
ドラゴンクエストIII そして伝説へドラゴンクエストIX 星空の守り人ドラゴンクエストX ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
ドラゴンクエストのモンスターテンプレート

ぐんたいガニとは、ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターである。

概要

DQ3、DQ9、DQ10、DQ11に登場した、よだれを垂らしたカニのモンスター。系統最下位種で、上位種にじごくのハサミ、ガニラス、キラークラブがいる。

DQ3ではロマリア周辺やガザーブ周辺などに出現。見た目通り防御力が高く、仲間を呼んでくることがある。

DQ9では何故か虫系に分類されている。西ベクセリア地方の海岸や海辺の洞窟に出現。落とすアイテムはべっこう、たまに赤いサンゴ。

DQ10では水系として登場。ジュレー島下層、ガートラント領などに出現。仲間を呼ぶのでよく狩りの対象にされる。
2012年 9月19日に集計されたDQ10 国勢調査のモンスター総討伐数ランキングでは109,989,422匹で3位に食い込んだ（余談だが4位のベンガルクーンとの差は11,319,820匹）。

DQ11ではデルカコスタ地方の浜辺に出現。フィールドではプチアーノンを追いかける姿が見られるが、世界に異変が起きた後では強化されたプチアーノンに逆に追いかけられる。やはり防御したり仲間を読んだりする。過ぎ去りし時を求めた後ではダーハラ湿原に出現する。

外伝作品では露出が多く、特にモンスターズではシリーズ皆勤。中でも印象に強いのが不思議のダンジョンシリーズだろう。

トルネコ2では何故かじごくのハサミと色が入れ替わって緑色に。別に特殊な能力は持っていないが、本作ではどういうわけか系統最上位種になっており、最難関ダンジョンである試練の館のみに生息している。

トルネコ3ではシレンシリーズのギャザー（同じくカニ系のモンスター）の影響か、直接攻撃以外のすべての効果を2ダメージ化する特技を身につけた。更に同種の仲間を見つけると群れを作る性質があるため、かなり危険な敵である。

少年ヤンガスでは原作通り系統最下位種に戻され、更に2ダメージ化能力も削除された。申し訳程度に仲間を呼ぶようになったが…今までの栄華は完全に崩れ去った。

ドラゴンクエストIX 星空の守り人: おそろしいカオのわりに　おくびょうで　ピンチには　すぐ逃げ出してしまう。なかまをよぶので注意だ。
ぐんたいガニと　呼ばれるがよく　みんなで出かけるだけの　ただのなかよし大家族。今日もみんなで　浜のさんぽ。
ドラゴンクエストX: じょうぶなハサミと　こうらを持つ　カニの魔物。次から次へと仲間を呼び　群れで襲い掛かってくる。
ぐんたいガニというが　それほど上下関係はない。みんな仲良しなので　一緒にいるのが好きなだけ。
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて: 大きなハサミの　カニの魔物。凶暴そうな見かけとは裏腹に　ピンチになると　たちまち仲間に助けを求める　小心者。

じごくのハサミ
色は緑色。DQ3ではただでさえ硬いうえに特殊仕様のスクルトをかけて更に硬くなりまくるという悪魔のような難敵。こいつに苦戦させられた人も多いだろう。トルネコ3でも逃げダンジョンのまぼろしの洞窟に出現し、プレイヤーの心を抉る。
ガニラス
一応系統最上位種だが、インパクト的にはじごくのハサミのほうが上。しかし、防御力が高いうえ痛恨の一撃を放ってくるなど、侮れない敵ではある。
キラークラブ
系統最上位種。外伝ではハブられ続けていたが、DQ9にて久々に再登場した。
オオバサミ
少年ヤンガスに登場したボス。やられても一度復活する。
詩歌の守り手
DQ10に登場したボス。ヴェリナード城のシナリオボスの一体目。