やることが.. やることが多い..!!とは (ヤルコトガヤルコトガオオイとは) [単語記事]

やることが.. やることが多い..!!とは、スピンオフ漫画『金田一少年の事件簿外伝犯人たちの事件簿』のFile1に登場する台詞である。

当記事には『金田一少年の事件簿』の本編の「オペラ座館殺人事件」及び「オペラ座館・第三の殺人」のネタバレも含まれています。

概要

オペラ座館殺人事件の犯人である、演劇部の高校生の有森裕二の台詞。この漫画では、本編に登場した事件の犯人側の視点で物語が進んでいる。

有森は、日高織絵を落ちてきた照明に押しつぶされた事故に見せかけて殺害する犯行トリックを実行しようとしていた。しかし、そのために行うことがあまりにも多すぎたことから「やることが‥　やることが多い‥!!」と感じてしまった。

本人が言っていた「やること」は以下の通りである。

ここまでの短時間で既にやることが多く、緞帳を上げた後に他の人と自然に合流するため走っているとき、有森は「やることが‥　やることが多い‥!!」と心の中で思っていた。

なお、これより前にも、

という、高校生にしてはあまりにもやることが大きすぎることも行っている。

それでも何とかやることをこなして日高を事故に見せかけて殺害することに成功する。しかし、想定外にも名探偵の孫の金田一がいたことで「ワイヤーの切り方」というトリックの粗が見破られてしまう。だが、今まで準備のためにやってきたことの多さを考えると、今更引き下がるわけにもいかないと犯行を続けた。

しかし、演劇部顧問の緒方夏代を口封じのため殺したことで、さらにやることが増えてしまい、最終的にトリックもすべて金田一に見破られてしまい、やったことは水の泡になってしまった。

インターネット上では、やらなければならないことが多い時のスラングとしてよく使われている。

File19にてオペラ座館・第三の殺人の犯人である、女優・湖月レオナの台詞として再登場した。

レオナは、三鬼谷を殺害した後にオペラ座館でファントムに襲われたふりをする犯行トリックを実行しようとしていた。しかし、そのために行うことがあまりにも多すぎたことから「やることが‥　やることが多い‥!!」と感じてしまった。

本人が言っていた「やること」は以下の通りである。

ここまでの短時間で既にやることが多く、手首をビニール袋に入れた後に部屋に戻るため走っているとき、レオナは「やることが‥　やることが多い‥!!」と心の中で思っていた。

なお、この話では有森が初代ファントムとして背後霊のように登場し、先輩風を吹かせており、上記の場面の後には「ようやく俺の気持ちがわかってきたな…？」と言っていた。