イグアスの滝とは、ブラジルとアルゼンチンの2国間にまたがる世界最大の滝である。
イグアスの滝はビクトリアの滝、ナイアガラの滝と並んで世界三大瀑布の一つとして有名である。
滝幅4km、最大落差約80m、毎秒65,000トンの水が流れ落ちるイグアスの滝はその壮大なスケールの大きさから見る者を圧倒する。大小約275の滝があり、それらを総称して「イグアスの滝」と呼んでいる[1]。
イグアスの滝はブラジルとアルゼンチンにまたがるイグアス国立公園の中にあり、「イグアス国立公園」として世界遺産に認定されている。
「イグアスの滝」は先住民グアラニー族の言葉で「大いなる水」を意味する。その昔、イグアス河の大蛇の神が生贄として捧げられた娘が恋人と逃げたことに激怒して河をズタズタに引き裂き、たくさんの滝ができたというグアラニー族の伝説が残されている。
アメリカのエレノア・ルーズベルト大統領夫人がイグアスの滝に訪れた際、ナイアガラの滝をも上回る圧倒的な大きさを見ておもわず「My poor Niagara... (かわいそうな私のナイアガラ…)」と漏らしてしまった話は有名である。
イグアスの滝はアルゼンチン側とブラジル側で見ることができ、滝を真直でダイナミックな迫力を楽しみたい方や下から滝を眺めたい方はアルゼンチン側、イグアスの滝の全体像を眺めたい方はブラジル側がお薦めである。どちらも必見の価値があるのでアルゼンチン側とブラジル側の両方で見た方が良い。
ボートで滝の近くに行ったり、ヘリコプターで上空から滝を見るツアーもあったりする。
イグアスの滝では時間帯によって滝にかかった虹を見ることができる。満月の日前後には夜に虹を見ることができる。夜に見る虹はとても幻想的であり「ルナレインボー」と呼ばれている。
数多くあるイグアスの滝の中で最大の見どころとして「悪魔の喉笛」が挙げられる。イグアスの滝最大水量を誇り、幅150mのU字型、高さ82m、長さは700mとあまりのスケールの大きさは見る者を圧倒する[2]。あまりに大量の水が流れ落ちるため轟音のすさまじく、水煙が上がるほど。
滝の轟音がまるで悪魔の唸り声のように聞こえることから「悪魔の喉笛」と名付けられた。
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最終更新:2025/12/06(土) 03:00
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