イングとは、第2次スーパーロボット大戦OGの登場人物である。一応、第2次OGのオリジナルキャラクターとされているが、キャラ原型は『スーパーロボットマガジン』Vol.13 - Vol.14で環望が連載した漫画『ロストチルドレン』の登場人物である『イーグレット・イング』である。
第2次スーパーロボット大戦OGの冒頭にて仮面の男に追われる形で登場する。その後、ドゥバン・オーグ、アリエイル・オーグと遭遇し拘束されかかるが、その時に乗っていた機体を自爆させて脱出し、そのポッドがラウル・グレーデン達が乗るエクサランス・レスキューに回収されることで鋼龍戦隊と出会うことになる。以後、しばらくはハガネと行動を共にする。
ハガネで目を覚ました時には自分の名前以外の全ての記憶を失っていたが、PTのシミュレータでは高い成績を出すなど、普通の人間では無いことが示唆される。ただし、その時の検査では念動力やブーステッド・チルドレンらしき形跡は発見されなかったとのこと。戦局の激化に伴って、アルブレード・カスタムに乗り鋼龍戦隊と共に戦うようになるが、テスラ・ライヒ研究所でドゥバン・オーグ、続けてアーマラと交戦した際に念動力を発現し、その念の力で動かした『エクスバイン・アッシュ』の力を以って敵を撃退した。
尚この時、エクスバイン・アッシュはイングしか乗れない仕様になってしまった為、以後はアッシュの専属パイロットとなる。
その後、アッシュにはトロニウムエンジンとブラックホールエンジンの搭載が決定、実装されることとなり、そのテストを行っていた際にエグレッタ・ウーノ(イーグレット・ウルズ)と遭遇し、自分がマシンナリーチルドレン22番目の素体『イーグレット・イング』であることが明かされる。
その戦いの中でウルズ、次いでアーマラらに追い詰められた彼はまたも強力な念動力を発現、その時に輸送中であったエクスバイン改修パーツを念動力によって装着することで新たな機体『エグゼクスバイン』を得、ウルズやアーマラを撃退した。
その後は、自身の過去や作られた目的をイーグレット・フェフから聞き出すことを目的とするようになる。
以下、ネタバレの核心。
実は、彼の正体はアルテウル・シュタインベック(ユーゼス・ゴッツォ)によって作り出された、マシンナリー・チルドレンとバルシェムのハイブリットであったことが、物語の最終局面でユーゼスから語られることになる。更に彼は、ユーゼスがガンエデンの力を使うために、ガンエデンの巫女(マシアフ)であるイルイの代わりとすることを目的として作り出された人造マシアフであり、実際、最終決戦ではガンエデン、AI1、ファブラ・フォーレス(OGにおけるその正体はクロスゲート)と共にユーゼスに取り込まれてしまう。しかし、ガンエデン内部で生き残っていたイルイの力添えを受け、カーリー・ナウマン(リー・リンジュン)の決死の特攻によってユーゼスに生まれた隙をつく形で分離、最終的には鋼龍戦隊と共にユーゼスを打ち倒した。
以上、ネタバレ。
一人称は『僕』。大人しく口数の少ない性格で、基本的に敬語で話すことが多い。甘い物がかなり好きらしく、クリス特製イチゴジャム入りおにぎりも美味しそうに食べていた。加えて、スーパーマイルドバージョンとはいえクスハ汁を普通に飲んでいる辺り、かなり独特な味覚を持っていと思われる(マイルドクスハ汁を普通に飲めた人物は他に、苦い物が好きなウェントスがいる)。
また、危機に陥った時には強力な念動力の発現と共に凶暴な口調になることが確認されているが、これが何に由来するものなのかは現状では不明である。
搭乗機は前述通りアッシュとエグゼクスバイン、アルブレード・カスタム。逃亡時に乗っていたキャニス。
初出のロスト・チルドレンでは量産型ヒュッケバインMk-Ⅱ、ベルゲルミルにも搭乗。
続編のOGMDでは『イング・ウィッシュ』と名乗る。初期乗機は相変わらずエグゼクスバイン。
この名前はリョウトやリオと一緒に考え、自分で決めてつけた名前である。
しかし、「願い」という意味を持つ言葉を自ら選ぶとはイングらしいとも思える。
※通常時 |
※ブチギレ45話限定 |
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最終更新:2024/11/08(金) 10:00
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