※※注意※※ この記事はネタバレとなる部分を含んでいます。 |
キリンとは、テレビアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオン』及び『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』に登場するキャラクターであり、ブラックシンカリオン オーガの運転士である。
カイレンとの戦いの後に現れた新たなるキトラルザス。イザが「もう一人いる」と存在を示していた。普段は金髪で長髪の青年の姿をした人間態で過ごしている。11年前カイレンに種族が生き残る道は「地上への移住」であると提唱しており、先遣隊として人間の世界に入りこんでいた。最初は地底世界に情報を送っていたが、ファーストエネミー襲来の頃は音信不通になっていた。そのため、スザクたちはとっくに死んだものと思っており、セイリュウはその存在を知らなかった。
実は、新幹線超進化研究所を立ち上げたばかりの八代イサブロウと出会っており、テオティのザガン(碓氷トコナミ)と共にシンカリオンの開発に関わっている。ザガンとはシンカリオンの設計思想が相反しており、「武力による地上の支配」を主張。高い適合率を持った者たちが世界を導く必要があるという考えに至る。後に開発したブラックシンカリオン オーガのことを「自身のアイディアをもとに八代が開発したもの」と述べ、自身の行動は八代の理想を実現させるものであるとしている。
人間社会での暮らしが長いため、他のエージェントと比べて人間界に馴染んでいる。協力者への連絡手段には携帯電話を使い、丸の内付近にあるビルの1室からシンカリオンとカイレンの戦いを眺めていた。カイレンが消えたことで自ら行動を開始。謎の新幹線を操って超進化研究所の出方を窺っていた。以前の巨大怪物体を強化して復元したり、ブラックナンバーズを対峙させ、ハヤトたちが自分の仲間に値するかどうか観察することだった。
ハヤトたちが合格ラインに達していると判断すると、自らブラックシンカリオン オーガに乗って姿を現す。デモンストレーションとして称して圧倒的な強さを見せつけ、速杉ハヤトに仲間になれと迫る。当初はハヤトたちを客人として扱っていたことから上田アズサを無理矢理連れ去ろうとしたソウギョクに腹パンを喰らわせ撃退し、アズサを救出するなど紳士的な態度を取っていた。だが、ハヤトが仲間になることを断ると、危険な本性を現すようになり、東京都庁を破壊する暴挙に出る。
カイレンと同じように地上を汚した人間を許さないという考えであるが、人間との対話の道を残していたという点で違いはある。だが、彼が共存を考えていたのはあくまで「適合率の高い人間」のみであり、例えハヤトが要求を受け入れたとしても共存率の低い人間は粛清してしまう、ある種の選民思想の持ち主だった。
ブラックシンカリオン オーガを操り、全シンカリオンを相手にしても優位に立つほどの戦闘力を見せ、一時はシンカリオンチームを撤退させるが、最後は仲間の力を得たE5 MkII × 紅によって撃退される。その後、超進化研究所・総合司令部によって拘束される。
続編の「シンカリオンZ」では34話に登場。未だに拘束中の身であるが、厳重の監視下の元で外出が許可され、裁判の傍聴を趣味としていた。そこへ現れたテオティのアストレアによって強制的に巨大怪物体化させられ、不本意ながらもシンカリオンと戦うことになる。Z合体した3体のシンカリオン相手に優位に立つものの、最後はE5ヤマノテのZグランクロスを受けて敗北。戦闘後、「ヒトにもテオティにも与さず、この星の行く末を見届けさせてもらう」という立場を取ることを宣言する。
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最終更新:2025/01/06(月) 23:00
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