ケント・ハドリ

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ケント・ハドリ(Kent William Hadley)とは、元プロ野球選手である。故人。

概要

OB
ケント・ハドリ Kent Hadley
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	アイダホ州
生年月日	1934年12月17日
没年月日	2005年3月10日
身長 体重	190cm 86kg
選手情報
投球･打撃	左投左打
守備位置	内野手
プロ入り	1956年
引退	1967年
経歴
選手歴 南カリフォルニア大学 カンザスシティ・アスレチックス(1958年-1959年) ニューヨーク・ヤンキース(1960年) 南海ホークス(1962年-1967年)
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1934年12月17日生まれ。アメリカ合衆国アイダホ州ポカテッロ出身。

南カリフォルニア大学時代には、日米大学野球のメンバーとして来日している。

1956年、デトロイト・タイガースと契約。1958年、トレードで移籍したカンザスシティ・アスレチックスからメジャーデビュー。同年は3試合に出場。1959年、レギュラーとして活躍したが、終盤に故障。同年は113試合に出場して、打率.253、10本塁打、39打点を記録。1960年、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍し、55試合に出場した。

1962年、南海ホークスに入団。

初年度の1962年、デビュー戦となった5月の西鉄ライオンズ戦で初打席初本塁打を記録すると、野村克也の後を打つ5番打者として活躍。打率.266、11本塁打、56打点を記録。

1963年、日本野球に完全に順応し、打率.295、30本塁打、84打点を記録し、オールスターゲームにも出場している。

1964年・1965年と、2年連続で29本塁打を記録し、1964年から1966年にかけてのパ・リーグ3連覇に大きく貢献。1964年の日本シリーズでは、2本のサヨナラ本塁打を放ち、日本シリーズ優秀選手賞を受賞。1966年には外国人選手としては初めてとなる通算100本塁打を達成している。

1967年、打率.213、14本塁打、47打点と精彩を欠き、同年限りで退団、そのまま現役を引退している。

引退後は地元に戻り、保険会社の重役を務めていた。

2005年3月10日、死去。享年70歳。

人物・エピソード

勝負強い打撃と長打力を武器に南海の一時代を支えた内野手。

野村克也とのアベック本塁打が多く、1964年には5回記録。また、2イニング連続でアベック本塁打を記録してこともある。

愛称は「ケンちゃん」。

通算成績

打撃成績

通算:9年	試合	打席	打数	得点	安打	本塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	死球	三振	併殺打	打率	出塁率
MLB：3年	171	399	363	49	88	14	50	1	2	3	30	1	97	7	.242	.300
NPB：6年	781	3028	2795	319	727	131	396	15	12	16	191	14	528	54	.260	.309

獲得タイトル・表彰・記録

• 日本シリーズ優秀選手賞：1回（1964年）
• 初打席初本塁打：1962年5月1日、対西鉄ライオンズ戦　※史上5人目

関連項目

• プロ野球
• カンザスシティ・アスレチックス
• ニューヨーク・ヤンキース
• 南海ホークス
• 初打席初本塁打
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