「私もきっと、いつかこの花のように散るさだめなのね……」
サヤカとは、『あやかしランブル!』に登場するキャラクター(式神)。
代々とある町を守護していた、地獄の炎を操る阿防夜叉というアヤカシの一族のお嬢様。病弱。一人称は「私」。主人公のことは「陰陽師さん」と呼ぶ。病弱(大事なことなので二回言いました)。
蝶よ花よと極端に過保護に育てられた箱入り娘で、アスカやイズナも思わず見惚れるほどの儚げな美少女。「その力に身がもたない」という理由で守護者の役割も町の自警団に任せている。しかし本人は守られるばかりの境遇に不満を持っており、マガツヒ退治に向かう主人公一行に志願して同行する。
そこへ出現したのは攻撃してもすぐ再生してしまうマガツヒ。倒すには再生が追いつかないほどの強力な一撃で消滅させるしかない。彼女は意を決し、その強大な阿防夜叉の力を振るい、圧倒的な威力でマガツヒを消滅させた。だが、彼女はそのまま、その場にくずおれ……。
「あら……変ね。……私、全然平気だわ……」
「……え?」
……というわけで、サヤカの力は「その力に〝周囲の〟身がもたない」もので(自分の周囲の熱を奪い、奪った熱を炎に変えて相手にぶつける力なので、能力使用時に彼女の近くにいると低体温症になる)、サヤカ自身は周囲の過保護ぶりから自分を病弱だと思い込んでいたが、実は全くの健康体であった。病弱じゃないのかよ!騙された! かくして彼女は力を使いこなして人の役に立つため、主人公の式神となる。
本人は戦闘以外のことでもこの力で人の役に立ちたいと、いろいろな仕事に手を出すが、その儚げな美少女ぶりのせいで、陰陽寮のある町でも彼女の周囲には過保護な信奉者が集まってしまい……。
そんなわけで儚げなのは見た目だけで、箱入り娘ゆえに世間知らずというかやや常識に欠ける面はあるものの、能力だけでなく芯も強いしっかり者の少女。後述のアタッカーとしての超高性能のため、プレイヤーからは「自分をトキだと思い込んでいるラオウ」とか「病弱清楚系ゴリラ」とか言われる。
元ネタというか種族の「阿防夜叉」は、地獄の亡者に責め苦を与える獄卒。阿傍羅刹とも。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/ayarabu_staff/status/1311969177536729088
ところで彼女の前に実装された恒常☆5はマミで、2ヶ月後には☆5のキョウコが実装されたのだが、これはつまり(以下略)。ちなみにキョウコとは属性が違うのでキョウコのバフを十全には引き出せないものの、性能的にはかなり相性がいい。独りぼっちは、寂しいもんな
| 式神データ (霊格上昇・最大限界突破前) |
|
|---|---|
| キャラ名 | 彼岸花の儚火 サヤカ |
| レアリティ | ☆☆☆☆☆ |
| 属性 | 火 |
| 武器 | 術具 |
| 隊列 | 中衛 |
| タイプ | 攻勢 |
| 実装 | 2020/09/23 |
| 奥義 | 幻炎・花灼散開 黄枠(バフ) / 消費霊力21 自分の通常攻撃が必ず会心になる(5回) |
| 特性 | 攻撃速度UP(40%) 敵対値DOWN(50%) 自分の奥義効果中、攻撃UP(20%) |
カグツチ、ナタク、卑弥呼に続く、4人目の恒常火属性☆5アタッカー。2020年9月に☆4のリク、☆3のチヨミとともに実装された。
その最大の特徴は、他の☆5アタッカーの最大攻撃力が14000強のところ、19999という飛び抜けた火力と、「自分の通常攻撃が必ず会心になる(5回)」という奥義。さらに特殊攻撃も「25秒間自分の攻撃速度UP(中)」と「60秒間自分の攻撃UP(中/累積)」の2つと、奥義・特殊に一切攻撃効果がなく、攻撃手段は通常攻撃のみという通常攻撃アタッカーである。
これまでもサスケ(水)やガネーシャ(光)のような、奥義が自己バフのアタッカーはいたが、そちらは強力な特殊攻撃でダメージを稼ぐタイプであり、攻撃手段が通常攻撃のみ、および会心確定バフ持ちのアタッカーはサヤカが初であった。なお、アタッカーの霊力解放では通常はスキルダメージ倍率が強化されるが、彼女はスキルダメージ攻撃を一切持たないため、霊力解放マスが「通常攻撃ダメージ倍率+」になっている。
さて、ではそんな彼女は強いのか? 結論から言うと、はっきり言ってアホみたいに強い。実装当初から強かったが、その後、運営が続々と通常攻撃アタッカー強化のキャラを実装していったためさらに強化され、それまで火力を出すには連撃アタッカーに会心盛り一択であったあやらぶアタッカー界のパワーバランスを大きく塗り替えるまでに至っている。
とにかく奥義の会心確定×5回が凶悪で、連撃アタッカーがどれだけ会心率を盛っても結局は会心判定の機嫌に与ダメが大きく左右されるところ、サヤカは霊力運用さえ何とかなれば通常攻撃を常に会心でキープし続けることすら可能であり、素の超火力で相手HPを面白いように削ってくれる。みるみるうちにボスの体力ゲージが消えていく様は目を疑うほど。さらに特殊攻撃2の攻撃UPは累積するので、攻撃速度を盛って回転を速くしてやると自己バフの効果もどんどん積み上がってさらに火力が伸びていく。この強さは使ってみないとわかりにくいが、一度この火力を見てしまうとPTから外すことは考えられなくなるレベル。
確定会心で火力にブレがないため、出張アタッカーとしても非常に有能であり、等倍の他属性に連れ回しても下手に有利属性のアタッカーを使うよりはるかに強力だったりする。魔戦場や塔の50階以上、同盟戦レベルでも等倍属性への出張アタッカーが余裕で務まる凶悪ぶりで、サヤカ盛り盛り火PTで対水属性以外はだいたい何とかなるレベル。また、9章上級ボスのように連撃アタッカー潰しの取り巻きを連れたボス相手に、硬い取り巻きを処理するのも大得意である。
というわけで彼女をメインアタッカーで使う場合、会心率UP、スキルダメージ倍率UP、奥義ダメージ倍率UPは意味がないので、通常攻撃会心威力UP、攻撃速度UP、攻撃UPを盛り盛りにするのがオススメ。同属性キャラだと、☆4以下では同時実装されたリクとチヨミ、☆5ならニニギノミコトが相性ピッタリである。逆にアメノウズメの奥義は意味がない。限定だが、クリスマスアマテラス(☆5)とクリスマスマヤ(☆4)もサヤカと最高の相性を誇り、同盟戦ではクリマヤ、クリアマ、リク、ニニギをお供にサヤカで殴るというのが現環境における火PTの鉄板構成になっている。クリスマス限定2人がいない場合には、霊格1で通常攻撃サポートができるアカネや、属性違いだが強力な通常攻撃強化を持つキョウコ(闇)もオススメ。卑弥呼様ェ……。
ただしサヤカメインの通常攻撃PTはバースト後に奥義連打で大ダメージということが出来ないため、霊力が余りがちになる。サヤカにかける各種バフや、防御面が拘束頼りの拘束PTなら拘束を切らさないように霊力を使うのが基本になるが、上記のサポーターが足りないなどの理由でサヤカ単体の火力では足りない場合には、バースト奥義要員として卑弥呼などの奥義アタッカーを同行させるのもアリ。
霊格上昇では、霊格1で特性の「奥義効果中、攻撃UP」が30%に強化、霊格2で奥義の確定会心が7回になり、霊格3では特殊攻撃1の攻撃速度UPが(大)に強化される。霊格2が圧倒的に強いので、花があれば迷わず霊格2まで上げてしまうのがオススメ。
以上、強すぎて申し訳ないというレベルの超強力アタッカーであり、恒常で良かったと言わざるを得ない。火属性は元々強力なアタッカーが豊富で、持ってないうちは「卑弥呼様を所持していれば充分じゃない?」と思うかもしれないが、サヤカを引いてしまったらもうサヤカを引く前の世界には戻れないレベル。最高のポテンシャルを引き出すには限定のクリスマスアマテラス・クリスマスマヤが必要というハードルがあるが、恒常にもニニギノミコトが加わったので恒常キャラだけでも文句のつけようがない火力を出せる。引けたらその強さを思う存分堪能しよう。
ちなみに交流エピソードでは「周りに被害が及ぶので陰陽師くんと二人だけで任務に出ることが多い」という設定になっているが、ゲーム上においては味方にダメージを与えたり凍傷を付与したりはしないので安心してほしい。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/18(木) 06:00
最終更新:2025/12/18(木) 06:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。