サヤカ(あやらぶ) 単語

サヤカ

3.5千文字の記事

「私もきっと、いつかこののように散るさだめなのね……」

サヤカとは、『あやかしランブル!』に登場するキャラクター(式神)。

ゲーム内でのキャラ名の正式表記は「彼岸花の儚火 サヤカ」。

概要

代々とある町を守護していた、地獄の炎を操る叉というアヤカシの一族のお嬢様病弱一人称は「私」。主人公のことは「陰陽師さん」と呼ぶ。病弱大事なことなので二回言いました

よと極端に過保護に育てられた箱入り娘で、アスカやイズナも思わず見惚れるほどのげな美少女。「その力に身がもたない」という理由で守護者の役割も町の自警団に任せている。しかし本人は守られるばかりの遇に不満を持っており、マガツヒ退治に向かう主人公一行に志願して同行する。

そこへ出現したのは攻撃してもすぐ再生してしまうマガツヒ。倒すには再生が追いつかないほどの強力な一撃で消滅させるしかない。彼女は意を決し、その強大な叉の力を振るい、圧倒的な威力でマガツヒを消滅させた。だが、彼女はそのまま、その場にくずおれ……。

 

「あら……変ね。……、全然平気だわ……」

「……え?

 

……というわけで、サヤカの力は「その力に〝周囲の〟身がもたない」もので(自分の周囲の熱を奪い、奪った熱を炎に変えて相手にぶつける力なので、力使用時に彼女の近くにいると低体温症になる)、サヤカ自身は周囲の過保護ぶりから自分を病弱だと思い込んでいたが、実は全くの健康体であった。病弱じゃないのかよ!騙された! かくして彼女は力を使いこなして人の役に立つため、主人公の式神となる。

本人は戦闘以外のことでもこの力で人の役に立ちたいと、いろいろな仕事に手を出すが、そのげな美少女ぶりのせいで、陰陽寮のある町でも彼女の周囲には過保護な信奉者が集まってしまい……。

そんなわけでげなのは見ただけで、箱入り娘ゆえに世間知らずというかやや常識に欠ける面はあるものの、力だけでなく芯も強いしっかり者の少女後述のアタッカーとしての高性のため、プレイヤーからは「自分をトキだと思い込んでいるラオウ」とか「病弱清楚系ゴリラ」とか言われる。

元ネタというか種族の「叉」は、地獄の亡者に責め苦を与える獄卒羅刹とも。

ところで彼女の前に実装された恒常5はマミで、2ヶ後には5のキョウ実装されたのだが、これはつまり(以下略)。ちなみにキョウコとは属性が違うのでキョウコのバフを十全には引き出せないものの、性的にはかなり相性がいい。独りぼっちは、寂しいもんな

ゲーム内での性能

「灼熱よ……が身に集いて、と散れ!」

式神データ
(霊格上昇・最大限界突破前)
キャラ 彼岸花の儚火 サヤカ
レアリティ ☆☆☆
属性
武器 術具
隊列 中衛
タイプ 攻勢
実装 2020/09/23
炎・灼散開
黄枠(バフ) / 消費霊力21
自分の通常攻撃が必ず会心になる(5回)
特性 攻撃速度UP(40%)
敵対値DOWN(50%)
の奥義効果中、攻撃UP(20%)

カグツチ、ナタク卑弥呼に続く、4人の恒常属性5アタッカー2020年9月4のリク3のチヨミとともに実装された。

その最大の特徴は、他の5アタッカーの最大攻撃力が14000強のところ、19999という飛び抜けた火力と、「自分の通常攻撃が必ず会心になる(5回)」という義。さらに特殊攻撃も「25間自分の攻撃速度UP(中)」と「60間自分の攻撃UP(中/累積)」の2つと、義・特殊に一切攻撃効果がなく、攻撃手段は通常攻撃のみという通常攻撃アタッカーである。

これまでもサスケ()やガネーシャ()のような、義が自己バフのアタッカーはいたが、そちらは強力な特殊攻撃でダメージを稼ぐタイプであり、攻撃手段が通常攻撃のみ、および会心確定バフ持ちのアタッカーサヤカが初であった。なお、アタッカーの霊力解放では通常はスキルダメージ倍率が強化されるが、彼女スキルダメージ攻撃を一切持たないため、霊力解放マスが「通常攻撃ダメージ倍率+」になっている。

さて、ではそんな彼女は強いのか? 結論から言うと、はっきり言ってアホみたいに強い。実装当初から強かったが、その後、運営が続々と通常攻撃アタッカー強化のキャラ実装していったためさらに強化され、それまで火力を出すには連撃アタッカーに会心盛り一択であったあやらぶアタッカー界のパワーバランスを大きく塗り替えるまでに至っている。

とにかく義の会心確定×5回悪で、連撃アタッカーがどれだけ会心率を盛っても結局は会心判定の機嫌に与ダメが大きく左右されるところ、サヤカは霊力運用さえ何とかなれば通常攻撃を常に会心でキープし続けることすら可であり、素の火力で相手HPを面いように削ってくれる。みるみるうちにボス体力ゲージが消えていく様はを疑うほど。さらに特殊攻撃2の攻撃UPは累積するので、攻撃速度を盛って回転を速くしてやると自己バフの効果もどんどん積み上がってさらに火力が伸びていく。この強さは使ってみないとわかりにくいが、一度この火力を見てしまうとPTから外すことは考えられなくなるレベル

確定会心で火力にブレがないため、出張アタッカーとしても非常に有能であり、等倍の他属性に連れ回しても下手に有利属性のアタッカーを使うよりはるかに強力だったりする。魔戦場の50階以上、同盟戦レベルでも等倍属性への出張アタッカーが余裕で務まる悪ぶりで、サヤカ盛り盛り火PTで対属性以外はだいたい何とかなるレベル。また、9章上級ボスのように連撃アタッカー潰しの取り巻きを連れたボス相手に、硬い取り巻きを処理するのも大得意である。

というわけで彼女メインアタッカーで使う場合、会心率UP、スキルダメージ倍率UP、ダメージ倍率UPは意味がないので、通常攻撃会心威力UP、攻撃速度UP、攻撃UPを盛り盛りにするのがオススメ。同属性キャラだと、4以下では同時実装されたリクとチヨミ、5ならニニギノミコトが相性ピッタリである。逆にアメノウズメ義は意味がない。限定だが、クリスマスアマテラス5)とクリスマスマヤ4)もサヤカと最高の相性を誇り、同盟戦ではクリマヤクリアマ、リク、ニニギをお供にサヤカで殴るというのが現環境における火PTの鉄板構成になっている。クリスマス限定2人がいない場合には、霊格1で通常攻撃サポートができるアカネや、属性違いだが強力な通常攻撃強化を持つキョウコ(闇)もオススメ。卑弥呼ェ……。

ただしサヤカメインの通常攻撃PTはバースト後に義連打で大ダメージということが出来ないため、霊力が余りがちになる。サヤカにかける各種バフや、防御面が拘束頼りの拘束PTなら拘束を切らさないように霊力を使うのが基本になるが、上記のサポーターが足りないなどの理由でサヤカ単体の火力では足りない場合には、バースト義要員として卑弥呼などの義アタッカーを同行させるのもアリ

霊格上昇では、霊格1で特性の「義効果中、攻撃UP」が30%に強化、霊格2で義の確定会心が7回になり、霊格3では特殊攻撃1の攻撃速度UPが(大)に強化される。霊格2が圧倒的に強いので、があれば迷わず霊格2まで上げてしまうのがオススメ。

以上、強すぎて申し訳ないというレベル強力アタッカーであり、恒常で良かったと言わざるを得ない。火属性は元々強力なアタッカー豊富で、持ってないうちは「卑弥呼様を所持していれば充分じゃない?」と思うかもしれないが、サヤカを引いてしまったらもうサヤカを引く前の世界には戻れないレベル。最高のポテンシャルを引き出すには限定のクリスマスアマテラスクリスマスマヤが必要というハードルがあるが、恒常にもニニギノミコトが加わったので恒常キャラだけでも文句のつけようがない火力を出せる。引けたらその強さを思う存分堪しよう。

ちなみに交流エピソードでは「周りに被害が及ぶので陰陽師くんと二人だけで任務に出ることが多い」という設定になっているが、ゲーム上においては味方にダメージを与えたり凍傷を付与したりはしないので安心してほしい。

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