シリウス(ロックマン)

シリウス(ロックマン)とは、流星のロックマン3の裏ボスある。

概要

隠しダンジョン、ブラックホールサーバーの偉大なる管理者。ブラックホールサーバーは文字通り宇宙に存在するブラックホールそのもの。当然かつて地球に接近したメテオGなど比べ物にならないほどの容量を持っている(曰く、ブラックホールサーバーに比べれば、メテオGなど一つのファイルのような物に過ぎない)。シリウスはこれを操り、軌道を任意に定めることすら可能。

ブラックホールそのものが脅威であるのは勿論のこと、シリウスは地球の電脳などに残っていた電波体のログをサーバーに収集することも可能。これを再構築し、数倍の強さをもって生まれ変わらせた「リビルド」電波隊は元々の人格とは無関係にシリウスの尖兵と化す(ただしコーヴァス、ヴァルゴ、アポロンは元の人格を保っていた、アポロンに至っては並行世界の存在であるにもかかわらずである)。

これによって生み出した手下と共に宇宙上にある星々を飲み込み、電波体の心を抜き取る。恐るべきことに、これだけの力を行使する目的も「コレクションを増やすこと」。対象の意思は最初から全く考慮しない、吐き気を催す邪悪である。直接対峙した相手も常に見下す態度をとり、自分の行動に悪びれることも一切ない。この手の悪役ならよくある話だが。

その強さは実際にバトルすればひしひしと伝わってくる。ステータスガード(状態異常無効)+エア&フロート(特殊パネルの影響を受けない)は裏ボスキャラだから当然ともいえるが、一番恐ろしいのは攻撃技のほぼすべてがブレイク性能(ガード不可)である点である。そのくせ攻撃範囲はやたら広い上(フィールド全部をブレイク属性の攻撃で覆うこともザラ)、攻撃のでもかなり速いため対処が追い付かない。さすがブラックホールを操り、いくつもの星をコレクションにしようとするほどの強さはある。

…と言いたいのだが、実はある重大な弱点がある。今作では「エリアイーター」が容易に発生するのだが、これを思いっきり使って3×2の状態までフィールドを狭めると、シリウスの使える攻撃技が大幅に減ってしまう。というか事実上レーザーくらいしか使ってこない。しかもここまでくればフィールドが狭い(攻撃が当たりやすい)ため、エドギリブレードでフルボッコにするもよし、はてジョーカーロックでタコ殴りにするもよしの簡単クッキング状態になってしまう。でも今までこいつがやってきたことを考えるとこんぐらいフルボッコにされてもいいだろう。

エリア/ダブルイーター抜きで正面対決する場合は、カウンター取りがほぼ必須。この場合はステータスガードを無視してマヒするため、パネル破壊も阻害できる。

そして、スバルたちは何とかシリウスを倒し、FM星も救われたのだが…
シリウスはサーバー内にムーメタルというムーの遺産を取り込んでおり、これを回収するためブライはロックマンと衝突していた(ムーメタル回収可能な時期を待つとFM星救済が間に合わない)。シリウスのデリートと同時にムーメタルを身体に埋め込まれてしまったロックマンは、ブライとの更なる戦いを宿命付けられた…のだが、残念ながら現状ムーメタルを巡る戦いは描かれぬままである。

バトルカード

メガクラスのバトルカードとして、シリウスのデータもある。

プレイヤーがどの縦列にいようと関係なくエリアの中央列に出現し、シリウス(プレイヤー)からにて、右列、中央列、左列、中央列の順番にレーザーをなぎ払う。つまり中央の縦列は2HIT扱いになる。

またレーザーが当たったパネルがノーマルパネル、及びひび割れパネルだった場合は全て穴パネルにかえる効果もある。エアシューズ機能を持っていない相手であれば、パネルフォーマット→シリウスのコンボ攻撃により辺り一帯を全て穴パネルにして相手の行動を封鎖してしまうことだって可能。

当然ながら大量の穴パネルが出現するため、これを生かして例えばアンデッドリバースでもう一度召喚を行うこともよし、サンダーオブアースで麻痺させるもよしとやりたい放題になってしまう。
そのため、メガクラスが初手で出やすいクラウンノイズからの需要は高い。その際はアンデッドリバースやサンダーオブアースをレギュラーカードに指定すると良し。クラウンノイズ自体の需要が低い事は口が裂けても言っちゃあいけない。

今作でのギャラクシーアドバンスでは「ホワイトメテオ」「シルバーメテオ」「ブレイクサーベル」と選ぶことにより「シリウスGA」が発動する。

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関連項目

• 流星のロックマン3
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