本記事では、ヨーヨーにおけるツーハンドルーピングトリックの雅称について記述する。
ツーハンドルーピングトリックは、両手で2つのヨーヨーを扱うトリックだが、それぞれの手で行っているのは通常片手だけで独立したトリックである。
そのため、トリック名はそれぞれの技名を機械的につなげて呼ぶのが一般的である。
例えば、両手で「インサイド・アウトサイド・ループ」をする場合は「ツーハンド・インサイド・アウトサイド・ループ」、片手で「インサイド・ループ」、もう片方で「ホップ・ザ・フェンス」をする場合は「インサイド・ループ/ホップ・ザ・フェンス」など。
しかしながら、一部のトリックでは、両方のトリックをまとめて言う名称が存在する場合がある。
上記の例でいうと、「ツーハンド・インサイド・アウトサイド・ループ」は「ワーリーバード」、「インサイド・ループ/ホップ・ザ・フェンス」は「ライド・ザ・ホース」ともいう。
トリックを行っている様子を前者はヘリコプター(whirlybird)、後者は乗馬(riding the horse)に見立てたものである。
これらは、麻雀でいう「十三么九→国士無双」などと同じく、一種の雅称といえる。
現在、規定トリック部門やJYYFトリック検定などで雅称の方が使われることは稀だが、プレイヤー同士の会話では頻出する。例えば、「ループとミルクが10回ずつ出来るようになれ」「某選手はギロチン中に足を滑らせてコケた」など。
また、第1期ハイパーヨーヨーから久々に復帰した人は、雅称の方で覚えていて今のトリック名が分からない場合もあるだろう。
機械的に命名した場合の命名規則。
ここでは、JYYFトリック検定などを参考にしている。
体操競技などと異なり、ヨーヨー界に技名を統一する機関があるわけではない。
そのため、トリックブックやサイトにより、他の命名規則が使われていることもある。
この後記載する一覧では、機械的な名称は省略する。空欄の場合、この規則の通りの名前である。
この一覧はあくまで一例であり、他の言い方もある。
それぞれのトリック名については、自動リンク先および2A(ヨーヨー)の記事を参照。
凡例:
一方の手 | もう一方の手 | 雅称 |
---|---|---|
インサイド・ループ | ||
インサイド・ループ(Lat.) | エンジェル・ウイング | |
インサイド・ループ(Bhd.) | デビル・ウイング | |
インサイド・ループ(LpCr, 頭上) | シャンプー | |
アウトサイド・ループ | ||
インサイド・アウトサイド・ループ | ワーリーバード(HY, THP) | |
ホップ・ザ・フェンス | ミルク・ザ・カウ(HY-1st, THP) | |
ホップ・ザ・フェンス(Cim.) | ドラム・ロール(HY-3rd) | |
ホップ・ザ・フェンス(LpCr.) | キャトル・クロッシング | |
インサイド・ループ | ホップ・ザ・フェンス | ライド・ザ・ホース(HY, THP) |
インサイド・ループ | I/O ホップ・ザ・フェンス(LpCr.) | ジャンピング・ロープ |
I/O ホリゾンタル・ループ(Cim. または SyncAlt.) | クワガタ | |
アラウンド・ザ・ワールド | ||
アラウンド・ザ・ワールド(RlCr, 頭上) | ウインドミル | |
I/O ホリゾンタル・アラウンド・ザ・ワールド (体は前方ひねり宙返り) |
アラウンド・ザ・ギャラクシー | |
インサイド・ループ | アラウンド・ザ・ワールド (Lat, LpCr.) |
ソード・アンド・シールド(JYYF) |
リーチ・フォー・ザ・ムーン | ||
リーチ・フォー・ザ・ムーン(SyncAlt.) | クリケット | |
パンチング・バッグ | パンチング・バッグ2(HY-1st) | |
インサイド・ループ | パンチング・バッグ | パンチング・バッグ(HY-1st) |
ネックラップ(SyncAlt.) | ギロチン |
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最終更新:2025/06/14(土) 05:00
最終更新:2025/06/14(土) 05:00
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