ニート侍とは主に、
主にこの二人のことを指す言葉である。また、働かなそうなお侍さんが出てくる動画にもタグとして付くようである。
『働きたくないでござる!』と言う台詞が「るろうに剣心」中で緋村剣心の台詞として使われた事はない。
しかし、漫画の中のとある1コマ(23巻・薫を手に掛けようとする縁を殴り飛ばして叫ぶ剣心のコマ)にて剣心の台詞を先述のそれに入れ替えたコラ画像が有名になったため、同作を知らない人に対してこの台詞を作品中でも本当に叫んでいるものであると錯覚されるようになった。
(「働きたくないでござる」の記事も参照)
幕末維新の激動の中で緋村抜刀斎として回天の活躍をした剣心を『働かない人』と見なすのは不当な扱いと言える。ただ、彼は作中、殺陣シーン以外では概ねおっとりとしており、せかせか働いている様子は確かにない。しかし彼が本当に働きたくないと思っている様子もない。まして、「働いたら負け」的な発想は人目につかないところでの鍛練や努力、自己の過去に責任を深く感じ明治日本を救う行動に没頭する彼には無縁とも思える。
・・・しかし、好むと好まざるとに関わらず「ニート侍」(=「るろうに」)と言うイメージが先行し、ふたばちゃんねる二次元裏掲示板(所謂二次裏)ではすっかり「働きたくないでござる!絶対働きたくないでござる!!」と絶叫して職安(ハロワ)から逃げ回るキャラになってしまったのである・・・。大体、明治に職安ないだろう。好む好まざるに関わらず、二次裏のイメージが輸入されてニコニコ動画でもキャラクター付けされていることが推測される。
リリカルなのはシリーズの騎士シグナムは帯刀(正確には剣なので帯剣)の美形女性キャラクターであり、戦闘にも主への忠節にも熱心なキャラクターで、剣心同様ニート呼ばわりはあまりに不当である。入浴も好きだと言う設定で、ニート的な雰囲気は、造形からも生活習慣からもない。ただ、独特の美学で仕事を選び、もっぱら戦闘と自己鍛錬以外には無関心な風体が仕事をしない人的イメージの形成に資しているようだ。しかし見かけのとっつきにくさとは違い、目上には礼儀正しく、同僚には誠実、目下には実に親切であり、骨惜しみをするキャラクターにはどうしても結びつかないのだが・・・。
仮説だが、剣心にしてもシグナムにしても、その淵源は、「真のニート」的キャラと言うよりは、「ニート的な生活に陥る恐怖を感じる層」が口数少なく道一筋なキャラクターに共感を託して成立したイメージなのではないだろうか・・・。あと、賃金労働以外はまともな社会参加と見てもらえない風潮とも関係があるのかもしれない。
掲示板
11 ななしのよっしん
2014/01/24(金) 15:54:48 ID: r1fwV+I7Ir
>>10
銀さんは一応「万事屋」を開業してるからニートではないだろう。
依頼受けても報酬貰い損ねてるけどwww
12 ななしのよっしん
2014/04/11(金) 01:06:59 ID: s5ZLtdZBPt
明治は時代考証的に、剣心だけでなく侍が軒並み否応なく失業者になってるご時世だけどな。
むしろ「職をよこせ、収入をよこせ」と一揆が頻発していた。
こうした史実を踏まえた上だと、このネタも違った見え方がするだろう。
13 生存戦略
2015/06/23(火) 14:23:04 ID: i2iZT5wMnL
万事屋銀ちゃんもな
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最終更新:2024/11/26(火) 07:00
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