ハクトウワシ

ハクトウワシ(白頭鷲、学名:Haliaeetus leucocephalus、英:bald eagle)とは、タカ目タカ科ウミワシ属のタカの仲間である。

概要

アメリカの国鳥としても有名な、ワシの一種。全長76～92㎝で、翼を広げると2mにも達する大きな鳥である。魚を主に獲物としており、水鳥や小型の動物などあらゆる生物を捕食し、死骸なども食べる。生息地では生態系の頂点に君臨しており、高い飛翔能力と脚の爪・嘴の鋭さ・視力の高さからあらゆる動物の脅威となっている。その気になれば人間だって大ケガを負わせられる。

ワシの例に漏れず、鋭い眼光と嘴にスマートで切れ長な顔立ちとイケメンな顔。正面からみるとどこか愛嬌のある表情に見える時もある。もちろん、正面顔も基本的にはイケメンではあるが。

その名の通り頭が白いのが特徴的で、胴体は褐色となっている。現在では、アメリカの国章にも使われているだけでなく、多くの連邦政府機関や捜査局の標章にもこの鳥が採用されている。特に有名なのは、大統領府や連邦捜査局（FBI）ではないだろうか。
アメリカインディアン時代からもこの鳥を神聖なものとしてみなしており、まさにアメリカを代表する鳥なのである。

おしどり夫婦とは違って、生涯同じつがいで過ごすと考えられており、年に一度、産卵する。アラスカやカナダで多く観ることができ、寿命は野生下では28年ほどである。

日本では、釧路市動物園、那須どうぶつ王国、日本平動物園、浜松市動物園、東山動物園、アドベンチャーワールド、神戸どうぶつ王国などで見ることができる。

関連動画

関連項目

• ワシ
• タカ
• 動物の一覧
• 鳥
• 猛禽類
• ウォーグル
• ハクトウワシ(けものフレンズ)

関連リンク

• JAZA（日本動物園水族館協会）公式サイト、「ハクトウワシ」で飼育している園館検索