ポケモンのタイプ一覧では、ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場する「タイプ」と呼ばれる属性の一覧と概要を記載する。
タイプとは
ポケットモンスターシリーズで言う「タイプ」とは、「炎」や「氷」など、ポケモンや、ポケモンの使う技の性質を表すものであり、他のゲームで言えば「属性」に当たるものだと言える。
各ポケモンは1つ、もしくは2つのタイプを持っている。ポケモンが使用する技もそれぞれ1つのタイプを持ち、ポケモン自身と同じタイプの攻撃技を使用した場合は、技の表示威力に1.5倍の補正がかかる。
また、タイプには相性があり、攻撃技のタイプとそれを受けるポケモンのタイプによってダメージが変動する(詳しくは後述)。タイプ相性によるダメージの増減は劇的であり、把握しているといないとでは雲泥の差である。ポケモンをプレイする上でもタイプ相性を覚えることは最重要と言えるだろう。
タイプには第九世代現在、以下の18種類が存在する。
この内、初代(赤・緑)は「あく」「はがね」「フェアリー」の3つを除いた15種類のみで、「あく」「はがね」は第二世代(金・銀)から、「フェアリー」は第六世代(X・Y)から追加されたものである。
タイプ相性とは
自分の持つタイプが弱点としているタイプの攻撃技を受けた場合2倍のダメージを受け、逆に耐性のあるタイプの技を受けるとダメージは半減される。中には特定タイプの技が全く効かないタイプも存在する。このため、威力が上がるからといってポケモン自身のタイプと同じ技ばかり覚えさせていると、相性の悪い相手と戦う時に非常に不利になってしまう。
ポケモンのタイプ相性には以下の4パターン存在する。相性によって、技を受けた際のダメージ効果音やテキスト表示も異なってくる。
また、2つのタイプを併せ持つポケモンには、両方のタイプの倍率がかけあわされる。
例えば「みずポケモン」に対しては「でんき技」は効果抜群(2倍)だが、
「みず/くさ複合ポケモン」の場合、くさタイプが「でんき技」半減のため、ダメージは相殺され1倍となる。
「みず/じめん複合ポケモン」の場合は、じめんタイプが「でんき技」無効なので全くダメージを受けない。
このように片方のタイプの弱点をもう片方がカバーしていることもあるが、もちろん複合タイプは利点ばかりというわけでもない。
上述の「みず/じめん複合ポケモン」の場合、みずタイプ・じめんタイプには共に「くさ技」が効果抜群のため、2×2の4倍ダメージを受けてしまう。
ちなみに、2倍や半減の効果が適用されるのは攻撃技のみだが、相性により完全に無効になる組み合わせの場合、攻撃以外の技も一部無効化されることがある。(相手を麻痺させるでんき技の「でんじは」はじめんタイプには効かないなど)
タイプ相性表
第六世代以降のタイプ相性表。(表上部のタブをクリックすることで過去の相性表も見ることが出来ます)
複合タイプの相性表に関しては「ポケモン複合タイプ相性表」を、まだ発見されていない複合タイプの相性表に関しては「ポケモンの発見されていない複合タイプ」をそれぞれ参照のこと。
第二世代で相性が変化したもの
第二世代では「はがねタイプ」「あくタイプ」の導入とこれに対した相性の追加の他に、一部の相性の変更がなされている。
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第六世代で相性が変化したもの
第六世代では「フェアリータイプ」の導入とこれに対した相性の追加の他に、一部の相性の変更がなされている。
攻撃側 |
防御側 |
第五世代まで |
第六世代以降 |
ゴースト |
は が ね |
▲
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あ く |
は が ね |
▲
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各タイプの概要
クリックでそれぞれのタイプの解説へジャンプ。
ポケモン編
基本となるタイプで扱いやすい。序盤に出現するポケモンの中には必ずと言って良いほどノーマルタイプが居る。弱点もかくとうタイプだけ。ただし、有利なタイプもないので決定打を打ちにくく、耐性も少ないので防御面もそれなり。ちょっと器用貧乏。あるいは貧乏だけ。この辺は他の技も覚えさせて有利に進めよう。サポートにするか攻撃にするかはお好きに。
技編
攻撃技では基本中の基本『たいあたり』や、攻撃した後で相手に与えたダメージの四分の一を自分が受ける『とっしん』、地形によって変化するが30%の確率で相手に様々な状態変化を当たられる『ひみつのちから』、使用した次のターン行動出来なくなるが威力が非常に高い『はかいこうせん』や『ギガインパクト』もある。なつき度に応じて威力が変わる『おんがえし』はわざマシンで覚えさせられるポケモンが多いので、高威力の物理技が欲しいときに便利。自身が「ひんし」になる代わりに相手に規格外のダメージを与える『だいばくはつ』もこのタイプ。ノーマルポケモンが使えばタイプ一致により更なる超火力を叩き出す(ただし、第五世代では技の仕様変更により弱体化)。逆に「きあいのタスキ」で耐えられたり「ひかりのこな」で外したりゴーストタイプに交代されたら泣いていい。
補助技では、相手の攻撃を全て自分に集中させる『このゆびとまれ』(ダブルバトルで使われる)、相手の「こうげき」を二段階下げる『あまえる』、相手が最後に使った技しか相手に使わせなくする『アンコール』など、「ノーマル」という名前に反して個性的で多彩な技が揃っている。
さらに詳しい説明はノーマルタイプを参照。
ポケモン編
御三家タイプのひとつ。赤やオレンジの暖色系統の体色で火炎を纏うようなデザインが多く、「ほのお」のイメージ通り「こうげき」「とくこう」の種族値が高いポケモンが多い。
初代では非常に不遇なタイプと言われていたが、以降は世代が進む毎に地位の向上が図られている。特に第五世代において強力なほのおポケモンとほのお弱点のポケモンが大量に追加された。
何気に6つのタイプに耐性を持つ(半減タイプ数がはがねタイプに次ぎ2位)が、「ぼうぎょ」が低いポケモンが多く、弱点のタイプがいずれもメジャーである為、耐久型にはあまり向かないタイプである。
特性『もらいび』を持っていれば、ほのおタイプの技を受けてもダメージを受けず、自分のほのお技の威力が上がる。また、やけど状態になると攻撃力が半減してしまうが、ほのおタイプには「やけど状態にならない」という特徴があり、相手の『おにび』を恐れずに高い攻撃力を活かす事ができる。
技編
物理・特殊共に高火力の技が揃っている。また、やけどの追加効果を持つものが多い。(あまり使う機会は無いが、相手のこおり状態を治す効果もある)
わざマシンで簡単に覚えられ威力も高い『だいもんじ』、反動を受けるが高威力の『フレアドライブ』等が代表的。
物理耐久の非常に高いはがねポケモン(ハガネール、エアームドなど)は特殊ほのお技に弱いので、『かえんほうしゃ』や『ねっぷう』などを忍ばせておくと、いざというとき便利。
補助技としては、相手をやけど状態にする『おにび』の存在が大きい。やけど状態にしてしまえば、相手の物理アタッカーを機能不全に追い込める。また、天候を晴れにする『にほんばれ』がある。晴れ状態ではほのおタイプの技の威力が1.5倍に上昇する。
さらに詳しい説明はほのおタイプを参照。
ポケモン編
御三家タイプのひとつ。このタイプを選んでおくと全体的に有利に進めるようになっているのはどのバージョンでもお約束。水辺や水中にいるものならみずタイプになり得るため、最終進化形で数えれば全タイプ中一番数が多い。全体的に耐久が高く、こおりタイプ技も大抵のポケモンが覚えるため厄介なドラゴンタイプを倒すのにもおすすめ。バランスのとれたポケモンも多いためパーティに一体入れておくのもいいかもしれない。
もっとも、水上を移動する技は大抵みずポケモンが覚えるため、ストーリーで一度はお世話になるだろう。
技編
攻撃技では『みずのはどう』や『ハイドロポンプ』等の特殊技が豊富。変わったものだと相手のHPが半分以下だと威力が倍増する『しおみず』や自身の残りHP量によってダメージが変わる『しおふき』、3割の確率で相手を火傷状態にできる上に自身がこおり状態でも使用出来る『ねっとう』(これでお湯の心配はしなくても良い)等の技もある。物理技には先制技『アクアジェット』や威力が高めの『アクアテール』等。
補助技だと使ったポケモンが場に出ているときのみ、ほのおタイプの威力半減する『みずあそび』や体力を徐々に回復出来る『アクアリング』などちょっと捻った技が多い。『あまごい』と言う5ターンの間、雨状態(あめが ふりづついている)に出来る技もある。水技の威力が強化され、特性『すいすい』のポケモンは「すばやさ」が2倍になるため、使いこなせば強力。相手をみずタイプに出来る『みずびたし』の登場により、ポケモンアニメ無印の何故ピカチュウでイワークが倒せたかの謎が解けるようにはなった。スプリンクラーの水で『みずびたし』になったからだね。
『なみのり』や『たきのぼり』、『ダイビング』などストーリーを進めるために重要な移動技が多め。
特に『なみのり』は威力も高く便利。
さらに詳しい説明はみずタイプを参照。
ポケモン編
今やポケモンの代名詞的存在に成長したピカチュウはこのタイプ。
「とくこう」「すばやさ」が高いポケモンが多く、サンダースはその代表格。弱点もじめんタイプだけ。しかし、おしなべて防御方面の能力が紙なので、物理の大技やサブウェポンの『じしん』であっけなく沈むことも多い。
複合タイプを持つことも少なく、ランターンやジバコイルなどは数少ない例外である。
技編
攻撃技だと『でんきショック』『かみなり』などの技は一定の確率で相手をまひ状態にさせることが出来る。威力は控えめだが必中の『でんげきは』、逆に命中率は50%だが当たれば必ずまひ状態にする大技『でんじほう』、ピカチュウ系統しか覚えないでんきタイプ版『すてみタックル』の『ボルテッカー』、第五世代で追加された待望の高威力物理でんき技『ワイルドボルト』、でんきタイプのとんぼがえりとも言える『ボルトチェンジ』など。
数が多いみずポケモン、ひこうポケモンによく効くので、『10まんボルト』を持っていればストーリー攻略が非常に楽になる。対人戦においてもその汎用性は健在。
補助技では相手をほぼ確実にまひ状態にさせることが出来る『でんじは』やじめん弱点を消してしまう『でんじふゆう』、次に撃つでんき技の威力や自分の「とくぼう」を底上げ出来る『じゅうでん』など。
さらに詳しい説明はでんきタイプを参照。
ポケモン編
全体的に耐久寄りのステータスが高め。
最初に選べる御三家の一つでもあるが、選ぶと最初は楽でも後から苦労したり、全体的に苦労したりすることが多い。弱点タイプが多く、初代の頃はどくタイプも一緒に付いてきて、当時猛威をふるっていたエスパー技にまで弱くなることも多かった。メインウェポンもちょっと安定しなかったりしているがこのタイプは補助技を良く覚えてくれる。殴るだけが戦闘じゃない。でもはがね対策のほのお技でついでに燃やされたり、ドラゴン対策のこおり技でついでに凍らされたり……。
しかし複合タイプによってはじめん半減やでんき半減が生きてくる。ユレイドルやルンパッパがその例である。
また、同じくさタイプの技『やどりぎのタネ』が効かないのも耐久型にとってはありがたい。どくタイプと複合すればくさタイプのどく弱点と、どくタイプのじめん弱点を打ち消す上、同じく耐久型の天敵である『どくどく』も無効化してしまえるので、耐久型と出くわしたときに優位に立てる。フーディンなどにゴリ押しされることも増えるが……。第6世代にて粉系の技を無効にできるようになり、さらに状態変化に強くなった。
技編
攻撃技としては、急所に当たりやすい『はっぱカッター』『リーフブレード』、1ターン溜めが必要だが晴れ状態なら溜めなしで撃てる大技『ソーラービーム』、相手のHPを吸って自分の物に出来る『すいとる』『メガドレイン』『ギガドレイン』、相手が重ければ重いほど威力が上昇する『くさむすび』と言う変わった技もある。
上にある通り、威力半減されるタイプが非常に多いため、攻撃タイプとしては残念ながらあまり優秀とは言えない。しかし、メジャーなみずポケモンに強く、くさ技がピンポイントで刺さるポケモンも多い(ラグラージ、ヌオーなど)ため、決して馬鹿にはできない。持っててよかったくさむすび。
補助技は非常に豊富。『しびれごな』『ねむりごな』の各種粉技、「すばやさ」を2段階下げる『わたほうし』、驚異の命中率100を誇る催眠技『キノコのほうし』など。植え付けると毎ターン相手のHPを1/8奪って自分のものにする『やどりぎのタネ』は耐久型のポケモンに使われると厄介この上ない。
さらに詳しい説明はくさタイプを参照。
ポケモン編
グレイシアはとても可愛い。フリーザーはふつくしい。
全体としてこれといったステータスの傾向は見当たらないが、見ての通り耐性が1つしかないのに弱点が4つもあり、防御タイプとしてはあまり優秀ではない。従って交換出しさせにくい欠点を持つ。こおりタイプのみのものは少なく、みずタイプと一緒に持っているポケモンが多い。
特徴としてこおりタイプは「こおり」状態にならない。天候が「あられ」状態でもダメージを受けない唯一のタイプ。
技編
攻撃タイプとしては優秀。能力の高いドラゴンポケモンは引き換えとして意図的にこおり技に極端に弱く設定されたものが多く、『れいとうビーム』や『ふぶき』はドラゴン狩り用に大人気。ひこうタイプだって落とせる。ついでにくさタイプも。追加効果として1割の確率で相手を「こおり」状態に出来るのも嬉しいところ。物理技には『こおりのキバ』『れいとうパンチ』、3割の確率で相手を怯ませられる『つららおとし』、先制技の『こおりのつぶて』等がある。
補助技では『しろいきり』は5ターンの間、能力を下げる技や追加効果を受けなくなり、『くろいきり』は相手と自分の能力変化を元に戻せる。天候変更技『あられ』(あられが ふりつづいている)もある。
さらに詳しい説明はこおりタイプを参照。
ポケモン編
第九世代を除く全シリーズで専門にしているエキスパートジムリーダーや四天王が居て、全員が自分も格闘技をやっている。
特性『ノーガード』カイリキーや特性『こんじょう』ヘラクロスなどは「肉を切らせて骨を断つ」大火力アタッカーとして大活躍。ゴウカザルなど補助技を豊富に持つテクニカルなポケモンもいる。「かくとう」のイメージ通り物理型が多いが、ルカリオなど特殊攻撃もこなせるものも。
第六世代で追加されたフェアリータイプが新たに弱点となった。
技編
殴る。蹴る。まずはそこから。『昇竜拳スカイアッパー』や『ばくれつパンチ』に『まわしげり』『とびひざげり』、『あてみなげ』『ちきゅうなげ』と殴る蹴る投げる揃ってます。中でも威力120・命中100で連発しても威力が落ちない『インファイト』は速攻系アタッカーとのシナジーが抜群。元々紙装甲な奴らが多いので、「ぼうぎょ」「とくぼう」が一段階下がったところであまり気にならない。
他にも眠っている相手は倍の威力があるが相手が起きる『めざましビンタ』やストーリーの先を進むのに必要な『いわくだき』、「ひんし」になる代わりに相手に自分のHPと同じだけのダメージを与える自爆技『いのちがけ』、相手を投げ飛ばすことにより控えのポケモンと交代、野生の戦闘の場合は戦闘が終わってしまう『ともえなげ』、必ず急所に当たる『やまあらし』、相手に物理技を倍にして返せる『カウンター』もこのタイプ。特殊技だと必中で使いやすい『波動拳はどうだん』などがある。『きあいだま』もあるが、こちらは命中が博打である他、わざマシンで覚えられるためフーディンやゲンガーなどむしろかくとうタイプのポケモン以外に覚えさせるケースが多い。
補助技には、相手の攻撃を完全に防御出来る『みきり』、自分の「こうげき」と「ぼうぎょ」を一段階上げる『ビルドアップ』、味方全体を先制攻撃から守る『ファストガード』がある。
さらに詳しい説明はかくとうタイプを参照。
ポケモン編
歴代の悪の組織への採用率が高いタイプ。
はがねタイプの居なかった頃の初代では、このどくタイプが耐久向きタイプとして君臨していたという歴史がある。第六世代でフェアリータイプへの耐性が付いたことにより耐性数が5つに増え、はがね、ほのおに次ぎ半減タイプ数が3位となった。
攻撃側としては弱点を突きにくい。タイプ複合や特性で弱点の一つ・じめん技を克服している者も多いため、壁役として使えるポケモンも居る。猛威をふるっているかくとう技の『インファイト』を半減できるのはうれしい。「すばやさ」は全体的に低めだが、クロバットのような例外もいる。
特徴は「どく」状態にならないこと。これも耐久型にとってはうれしいが、それははがねタイプも(ry
技編
弱点を突けるタイプが第二~五世代までくさタイプしかなく攻撃タイプとしては優秀ではなかった。しかし第六世代からは弱点を突けるタイプとしてフェアリータイプが追加されようやく2つに増えた。
直接攻撃では『ヘドロばくだん』や『ヘドロこうげき』、『ダストシュート』などがある。序盤でむしポケモン達の『どくばり』の毒の追加効果に苦しめられた人は多いはず。搦め手で攻めてみよう。
補助技としては相手のとくせいを消せる『いえき』、「ぼうぎょ」を大幅に上げる『とける』、対象の状態異常を元に戻せる『クリアスモッグ』、「こうげき」「ぼうぎょ」及び命中率を一つあげる『とぐろをまく』などがある。特にターン数が経過すればするほど毒ダメージが大きくなる『どくどく』は脅威。多くのポケモンでどくどくで相手を倒す「どくどく型」が考案されているが、どくタイプとはがねタイプの前では手も足も出ないので、パーティの他のポケモンでカバーすること。
さらに詳しい説明はどくタイプを参照。
ポケモン編
直接殴れるタイプのポケモンが多く、また、「ぼうぎょ」が高くて「すばやさ」が低いポケモンが多い。ポケモンによってはタイプの組み合わせにより壁になったりもする。
使いやすいタイプであり、でんき技が補助技も含め全く効かないのも良い特徴。特に『でんじは』を読んで交換できれば、一人前のトレーナーである。ただ、メジャーなみず技やこおり技に弱いので防御タイプの性能としては少し厳しいか。
特徴として「すなあらし」のダメージが効かない。
技編
5種ものタイプに効果抜群を取れる優秀な攻撃タイプ。物理アタッカーには標準装備と言っていいほど採用されるため、じめん技に強いかどうかがそのポケモンの耐久力を左右するほどである。ただし汎用性を持つ故に読まれやすく、ひこうポケモンや特性『ふゆう』持ちの無償降臨を許してしまうので安易な連発は禁物。
攻撃技として、特に『じしん』の威力100・命中100はとても優秀。じめんポケモンのメインウエポンとしてはもちろん、物理型のポケモンのサブウエポンとして昔から広く愛用されている。相手のレベルが自分のレベルよりも高いと当たらないが、レベルが低いと命中率が高くなり、当たれば一撃で相手を倒せる『じわれ』もある。攻撃しながら確実に相手の「すばやさ」を一段階落とす『じならし』や、ドリル系のポケモンが覚えられる急所に当たりやすい『ドリルライナー』も強力。
特殊技には『マッドショット』『だいちのちから』などがあるが、こちらは覚えるポケモンが非常に限られるため目にすることは少ない。しかし、じめんタイプが弱点のポケモンは「とくぼう」が低いことが多いため、オムスターなどに採用されることもある。
補助技では相手がポケモンを繰り出すためにダメージを与えられる『まきびし』、相手の命中率を一段階下げる『すなかけ』などがある。
さらに詳しい説明はじめんタイプを参照。
ポケモン編
第五世代でトルネロスが現れるまでは単一でのタイプが居なかったタイプでもある。飛んでいれば綿毛だろうが気球だろうがひこうタイプになり得るため、複合タイプが非常に多い。第六世代にてかくとう/ひこう複合タイプのルチャブルが追加されたことで、数あるタイプの中で初めて全複合タイプコンプリートを果たした。
ストーリーを進める上でも重要な『そらをとぶ』をほぼ全てのひこうポケモンが覚えるため、重宝する。
特徴として、素早いものが多い反面「ぼうぎょ」は紙なポケモンが多いが、エアームドやグライオンなど「とくぼう」の高さが売りのポケモンも。
他にひこうタイプ固有の特徴として、じめんタイプの攻撃を受けない・『まきびし』や『どくびし』が効かない・とくせい『ありじごく』の影響を受けない、など。
防御タイプとして上記の特性はありがたいが、弱点となる3タイプ全てがメジャーなことが問題。でんきで落とされて終わりなんてことはないと某ジムリーダーは言っているが、こおりやいわでも落ちるよ。
技編
攻撃技は『つばさでうつ』や『ブレイブバード』等がある。一度行ったことのある町ならば何処にだって飛んでいける『そらをとぶ』は無いと非常に不便。必中技の『つばめがえし』はわざマシンで覚えられるため対キノガッサ・ヘラクロス用に採用されることもある。攻撃出来る上に相手が戦闘中に効果のあるきのみを持っていれば自分に発揮出来る『ついばむ』と言う技もある。「ラムのみ」を奪えれば美味しい。『ゴッドバード』は威力が高いが、1ターン溜める必要がある上命中は90%であるため非常にリスキー。パワフルハーブを持たせて強引に使用することも。他にも、道具を持っていないことにより威力が倍になる『アクロバット』や三割の確率で相手を混乱させられる『ぼうふう』などがある。
補助技ではHPの最大値の半分を回復し、そのターンはひこうタイプが消える『はねやすめ』や、相手の「こうげき」を半分にまで下げる『フェザーダンス』、味方の「すばやさ」を上げられる『おいかぜ』、相手が使った技と同じ技を繰り出せる『オウムがえし』もある。
ある意味話題になったのはワシボン、ウォーグル、プテラが覚えられる『フリーフォール』だろう。この技は1ターン目で相手を持ち上げ、2ターン目で地面にたたき落とす技である。『そらをとぶ』に似ているようにも想われるが、『そらをとぶ』とは違い持ち上げられている間は相手は全く動けなくなる技なのである。このため、『どくどく』をぶちこむ→『フリーフォール』で交代や道具で回復などさせないで確実にターン数を稼ぐことが出来るようになった……はずだった。のだが、この技、使っているときに『じゅうりょく』を使用するとゲーム自体が止まってしまう、と言う致命的なバグが発見された。(浮いてる相手が地面に落ちるとかどうとかで)このため、ランダムマッチなどでは『フリーフォール』を覚えたポケモン達は問題があったので無理(要約)みたいなことを言われて弾かれるようになってしまった。……任天堂、ちゃんとしようよ、ね。
さらに詳しい説明はひこうタイプを参照。
ポケモン編
このタイプを専門にしているトレーナーは大体トレーナー自身も超能力を使える。何故か?
初代ではエスパータイプの弱点を突けるはずのむし技・ゴースト技にロクな技がなく、エスパー技を半減できるのはエスパーだけというひどい状況であった。現在はエスパー技に耐性を持つあくタイプ、はがねタイプの登場でエスパー最強時代は既に過去のものとなっている。
フーディンやサーナイトに代表されるように特殊系のステータスは高めだが、物理系のステータスが低いポケモンばかり。故に特殊専門のイメージが強いが、エルレイドやチャーレムなどかくとうタイプ複合で相手をボコるポケモンも存在している。
技編
『サイコキネシス』や『サイケこうせん』といった特殊技が多い。何かしらの追加効果があるものばかり。
物理技『サイコカッター』『しねんのずつき』もある。ただし、どの技も伝説ポケモンを除いて基本威力100を超えるものはなく、単純な火力押しだけでは他のタイプに威力は劣る。
むしろ特筆すべきは豊富な補助技。例えば5ターンの間「すばやさ」が低い方から行動できる『トリックルーム』や、ひこうタイプや特性「ふゆう」に地面技が当たるようになるなど場を一変させる『じゅうりょく』、特殊攻撃のダメージを倍にして返せる『ミラーコート』、自分が持っている技を相手に使えなくする『ふういん』、相手を眠らせられる『さいみんじゅつ』、相手と自分のとくせいを入れ替える『スキルスワップ』、5ターンの間だけ特殊攻撃ダメージを減らしてくれる『ひかりのかべ』、クレセリア専用技ではあるが自分が「ひんし」状態になる代わりに次に出てくるポケモンのコンディションを全て回復出来る『みかづきのまい』もある。その他色々、使われると殴られるよりも厄介になってしまう技が多い。
さらに詳しい説明はエスパータイプを参照。
ポケモン編
ゲーム本編でもたびたび言われるように進化が早く、ストーリー序盤で使う分には少しレベル上げするだけで即戦力として使用出来る。しかし序盤で捕まえられるむしポケモン達は進化しても種族値が低く、周りのポケモンが育ってくるとどうしても見劣りしてしまう。そのためむしポケモンは弱いという印象が付いてしまっているが、へラクロスやハッサムなど、専用にピンポイント対策される(=かなり手強い)ポケモンも居る。
防御タイプとしても、メジャーなかくとう技とじめん技を半減できる点は非常に大きい。じめん半減は生かされずいわに極端に弱くなるひこうタイプと複合することが多いのが悲しいが、逆にはがねタイプと複合すれば双方のいわ・ひこう・かくとう・じめん弱点が消えるのでいい感じ。該当するのはハッサム、フォレトス、ミノマダム、アイアント、シュバルゴ。ほのお弱点はあきらめましょう。
そしてヌケニンの存在が全ポケモン中でも一際異彩を放っている。不意に出てきて完封されるのはよくある話。
技編
実に7タイプに半減されるため、攻撃タイプとしては微妙。
攻撃技は初代ではせいぜい『ダブルニードル』ぐらいしかなかったが、第二世代で強力な『メガホーン』、第三世代以降で特殊技の『シグナルビーム』や『むしのさざめき』などそれなりに充実した。それでも他タイプと比べると若干威力不足な感は否めない。しかし攻撃してさらに他のポケモンと交代出来る『とんぼがえり』は汎用性が高く、割といろんなポケモンに採用される。
補助技としては、自分の「とくこう」を上げる『ほたるび』、自分の「とくこう」「とくぼう」「すばやさ」が一段階あがる『ちょうのまい』、相手を逃げられなくする『クモのす』、相手の「すばやさ」を下げられる『いとをはく』などがある。
さらに詳しい説明はむしタイプを参照。
ポケモン編
タケシが「硬くて我慢強い」と自慢するように、全体的に見た目がゴツく「ぼうぎょ」がとても高い。例え相性抜群のかくとう技やじめん技を受けても一発ぐらいは耐えられる……かもしれない。しかし「すばやさ」は低め。また、「ぼうぎょ」は高くても「とくぼう」は低いことが多いのでみず技やくさ技に非常に脆弱。いわタイプ単色だと弱点がとても多いというのも特徴。
このタイプの特徴として、天候がすなあらしの状態でもダメージを受けず、さらに「とくぼう」が1.5倍になる。ただでさえ「とくぼう」の高いユレイドルやレジロックは砂嵐中は難攻不落の要塞と化すだろう。
シリーズ初期の頃は最初のジムがいわタイプであることが多かった。初期技の『たいあたり』、『ひっかく』等が通じず、御三家のタイプすべてに関わりを持つことから、タイプ相性を学ぶための先生役として登場していると思われる。
技編
物理技でむしタイプやひこうタイプの弱点を突ける技は少ないため、じめんポケモンやかくとうポケモンに愛用されている。
攻撃技は命中に不安はあるが威力が高い『ストーンエッジ』、それより威力は劣るがひるみ効果を持った『いわなだれ』等がある。使うと徐々に攻撃力が上がっていくために一部の人にトラウマを作ったかもしれない『ころがる』や、当たればひこうタイプの相手や浮いているポケモンにじめんタイプの技が当たるようになる『うちおとす』などもこのタイプ。命中が若干心配な技が多い。
初代ではいわタイプの技は少なく補助技は皆無であったが、相手がポケモンを交代した場合にそのポケモンにタイプ相性に応じたダメージを与える『ステルスロック』や、「すばやさ」を2段階上げる『ロックカット』、相手の全体技を無効に出来る『ワイドガード』などの技が後に登場した。
さらに詳しい説明はいわタイプを参照。
ポケモン編
ノーマルタイプ、かくとうタイプの技が全く効かない。幽霊だからか特性『ふゆう』で浮いていてじめん技も効かないポケモンも多いため、これらの技を読んで交換すればノーダメージで登場させることができる。そのため複合タイプとして優秀である。
初代ではゲンガー系統しか居なかったが、第二世代でムウマが登場したのを皮切りに現在では最終進化形で45種まで増えた。しかし「幽霊」のイメージ通り出現場所や入手法は特殊なものが多く、フヨウ戦やメリッサ戦では初見のポケモン達に戸惑った人も多いのではないだろうか。
全体的に豊富な補助技を使って搦め手で攻めることを得意としているため、『ちょうはつ』に弱い面も見られる。
技編
第五世代までははがねタイプに対しゴースト技は効果今ひとつであったが、第六世代では等倍に変更された。
攻撃技では使用ポケモンのレベル分のダメージを与える『ナイトヘッド』や使いやすい『シャドーボール』、3割の確率で麻痺させられる『したでなめる』、状態異常の敵に使えばダメージを倍増させられる『たたりめ』、先制技の『かげうち』などがある。
真価を発揮するのはむしろ補助技。自分が倒れたら相手も瀕死にさせられる『みちづれ』、相手が最後に使った技の回数を減らせられる『うらみ』、相手を混乱状態に陥れられる『あやしいひかり』、相手が眠り状態の時のみ相手のHPを毎回四分の一減らせる『あくむ』、相手の技のダメージで瀕死になるとその技の回数をゼロにしてしまう『おんねん』など、嫌らしい技がてんこ盛りである。変わったところでは『のろい』はゴーストタイプが使うと自分のHPを半分減らして相手のHPを毎ターン四分の一減らせるという効果を相手に与えられる。他のタイプが使うと「すばやさ」が下がる代わりに「こうげき」と「ぼうぎょ」が上がるという技になっている。これが理由なのか、第4世代までは???タイプとして扱われていた。(現在はゴーストタイプの技となっている)
さらに詳しい説明はゴーストタイプを参照。
ポケモン編
ラティオス&ラティアス、ディアルガ&パルキア&ギラティナなど伝説ポケモンに多いタイプ。初代ではカイリュー系統しか居なかった。
全体的に種族値が高く、要注意ポケモンとして名前を挙げられるものも多い。攻撃を半減できるタイプが多いことや弱点が少ないこと、多彩なタイプの技を覚えるため受けるのが困難なこと、何よりも火力の高さにより主力として期待出来るポケモン。第六世代ではドラゴンタイプの弱点として新たにフェアリータイプが現れた。
欠点をあげるとするならば進化がとても遅い上、入手できるようになるのもストーリー終盤になることが多いこと。地道に育てるしかないが、育てた甲斐があるぐらいの働きは期待出来る。
技編
半減以下に出来るタイプが少ないため、ほとんどの相手に安定してダメージを与えられる。第五世代までは半減できるタイプがはがねタイプしかいなかったが、第六世代ではドラゴンメタとしてドラゴン技無効のフェアリータイプが現れた。
初代では40の固定ダメージを与える『りゅうのいかり』しかなかったが、現在では物理・特殊ともに充実。物理技は、技の後に混乱するが威力が高い『げきりん』や相手をひるませる『ドラゴンダイブ』、相手にダメージを与えてポケモンを強制交代させる『ドラゴンテール』等。特殊技なら相手が空中にいると威力が上がる『たつまき』や3割で相手を麻痺にする『りゅうのいぶき』、使用後「とくこう」が大幅に落ちるが超強力な技『りゅうせいぐん』もある。
補助技には、「こうげき」と「すばやさ」を同時に上げる『りゅうのまい』がある。もともと高い火力とスピードがさらに強化され、手が付けられなくなることも多い。
さらに詳しい説明はドラゴンタイプを参照。
ポケモン編
第二世代から追加された新しいタイプその1。初代で猛威をふるったエスパータイプに対抗するため追加されたと思われる。が、第二世代以降かくとうタイプやむしタイプが大幅に強化されたとばっちりを食い、微妙な立ち位置に。しかも第六世代では弱点として更にフェアリータイプが追加された。
「悪」の攻撃的なイメージらしく「こうげき」「とくこう」は高いが防御面に問題があるポケモンが多い。本来ダメージを与えることが主目的ではないサブウエポンの『とんぼがえり』でHPを半分以上持っていかれることも。
技編
第五世代までははがねタイプに対しあく技は効果今ひとつだったが第六世代では等倍に変更された。代わりにフェアリータイプに対してあく技は半減に設定されている。
初代でノーマルタイプだった『かみつく』はあくタイプが追加されてからは、あくタイプとなった。攻撃技としては使いやすい『かみくだく』、『あくのはどう』の他、相手が攻撃して来た場合に限り発動する先制技の『ふいうち』、相手が交換しようとすると威力2倍で追撃する『おいうち』など、読みが必須の玄人御用達な技が揃っている。相手の「こうげき」が高いほど与えるダメージが高くなる『イカサマ』や、ゾロアやゾロアーク系が覚えられる攻撃しつつ4割の確率で相手の命中率を1段階下げる『ナイトバースト』もこのタイプ。いずれもトリッキーな攻撃である。
補助技は、相手が同じ技を続けて出せないようにする『いちゃもん』、自分が瀕死になる代わりに、相手の「こうげき」と「とくこう」をがくっと下げる『おきみやげ』、相手の持ち物と、自分の持ち物を入れ替える『すりかえ』、トレーナーがポケモンに道具を使えなくし、ポケモン自身も持ち物を使用出来なくする『さしおさえ』、他のポケモンが、そのターンに使う筈だった回復技や変化技などをぶんどって自分の物に出来る『よこどり』など、トリッキーな技が多い。
中でも攻撃技以外の技が出せなくなる『ちょうはつ』は耐久型や能力上昇技が前提の積み型、状態異常攻撃を多用する妨害型を機能不全に追い込んでしまう強力な技である。ただし、後攻だと当然一回はそれらの技を許してしまうため、できれば素早いポケモンに覚えさせたい。
さらに詳しい説明はあくタイプを参照。
ポケモン編
第二世代から追加された新しいタイプその2。
特徴としてはすっごく硬くて固い。大半の攻撃タイプを半減し、どくタイプの技に至っては完全に無効化してしまえるため、防御タイプとして非常に優秀。第五世代までは11ものタイプを半減し、第六世代で更にフェアリータイプにも耐性が付いたが、同時にゴーストタイプとあくタイプが半減から等倍に変更され、現在半減耐性は最盛期より少し減って10になった。それでも圧倒的な耐性の多さである。ほのお技やかくとう技を持っていないと対処が厄介である。…まあ持っていても倒しづらい相手も居るけどね。石好きな御曹司とか。
メジャーなじめん技に弱いのが付け入る隙であるが、ひこうタイプが付いていたり、技『でんじふゆう』で飛ばれると厄介極まりない。
特徴として『すなあらし』のダメージを受けない。
技編
4タイプ相手に半減され、命中も100でない割に威力が微妙な技が多く、攻撃タイプとしてはあまり活躍できない。第六世代からは弱点を突けるタイプとしてフェアリータイプが追加され、ここに来て攻撃タイプとしてのはがねタイプが見直される可能性が出てきた。
攻撃技には自分にも能力上昇がかかる技が多い。『メタルクロー』は「こうげき」を、『はがねのつばさ』は「ぼうぎょ」を1割の確率で上昇させる。同じく1割の確率で相手の「とくぼう」を下げられる『ラスターカノン』、相手の命中率を3割の確率で下げる『ミラーショット』などもある。そのターンの最後に受けたダメージを1.5倍にして返す『メタルバースト』は『カウンター』『ミラーコート』と違い物理・特殊攻撃両方に対応している点が魅力。変わったところでは、相手より「すばやさ」が低ければ低いほど威力が上がる『ジャイロボール』がある。
補助技には、相手の「とくぼう」を2段階下げる『きんぞくおん』など。
さらに詳しい説明ははがねタイプを参照。
ポケモン編
第六世代(ポケットモンスターX・Y)から新たに追加された新タイプ。ポケモン本編シリーズに新タイプが追加されたのは、第二世代のはがねタイプ・あくタイプ以来実に14年ぶり。
耐性面の最大の特徴は、受けにくいドラゴンタイプの技を完全に無効化できること。他にも第五世代で猛威を振るっていたかくとう技などを半減できる。それまで攻撃タイプとしては微妙な立ち位置であったどく、はがねの2つのタイプが弱点に設定されている。
技編
第五世代までに猛威を奮っていたドラゴンやかくとうタイプを含んだ3タイプに抜群を取れ、
半減は抜群を取られるどく・はがねタイプを含んだ3つ。
第6世代で新しく登場したタイプなので技自体は少なめである。
第5世代までノーマルタイプであった『甘える』や『つきのひかり』といった補助技は、フェアリータイプの追加によって新しくフェアリータイプへと変更された。
攻撃技としては現状では特殊技に特化したタイプといえる、特殊技が12個に対し物理技は2つのみである。
特殊技では珍しい接触攻撃『ドレインキッス』は威力こそ低いものの、与えたダメージの75%を吸収という回復面で優秀な効果を持っている。
相手の特攻を30%の確率で1段階下げる『ムーンフォース』は他の同系統の技よりわずかながら威力も高い上にPPも多く優秀な技。
唯一の物理技である『じゃれつく』は10%の確率で攻撃を1段階下げる。
補助技では珍しい先制効果の付いた攻撃を1段階下げる『つぶらなひとみ』や前述した『あまえる』など、相手の攻撃面を妨害する効果を持つ技が目立つ。
さらに詳しい説明はフェアリータイプを参照。
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