モダンコンバットとは (モダンコンバットとは) [単語記事]

モダンコンバット（Modern Combat）とは、iOSとAndroidを中心に配信されているFPS シリーズである。

概要

海外のWikipediaでは「CoD:MW2に似たゲーム」と思い切り書かれているが、その通りに、現代戦をテーマとしたFPSで、ほぼスマートフォン・タブレット版CoDといっても過言ではない。
バディと2人1組で行動し敵兵を同時に射殺したり、上空から近接航空支援を行ったりと、CoDシリーズなどを遊んだことのある人にとっては、どこかで見たことのある展開が多い。

主にスマートフォン・タブレット端末向けに配信されており、画面上に表示されたバーチャルボタンを使用してプレイする。1作のみ、PS move向けに移植されている。

当初はiPhone3GSなどが主流であったため、端末の処理能力・解像度の問題上、コンシューマ向けの作品に比べると見劣りする出来であったが、端末が進化し、処理能力と解像度が上昇するにつれて、モーションキャプチャーなど本格的な開発法を取り入れ、コンシューマ・PC向けの作品に比肩する出来にまで達している。特にグラフィックの進化はまさに飛躍的の一言。
IGNをはじめとする海外ゲームサイトで高い評価を得ている。

3G通信を介したオンラインマルチプレイにも対応しており、「3」以降、最大12人で対戦可能。

反面、まだまだコンシューマ向けと比べると不安定な点が多く、キャンペーンの中で仲間がオブジェクトに引っかかってしまいゲームの進行が止まったりという単純なバグが多少存在する。

シリーズ一覧

モダンコンバット：サンドストーム
2009年発売。iOSとAndroidの他、hpとサムスンのOSにも対応していた。
2010年には、iPad向けに、HD版が発売された。
モダンコンバット2：ブラック・ペガサス
2010年発売。前作と違い、iOSとAndroidの他には、BlackBelly OSのみ配信された。
一部端末ではジャイロ操作に対応している。
モダンコンバット3：フォールン・ネイション
2011年発売。中東・ロシア・北朝鮮のテロリストが結託した組織「KRP」に立ち向かうストーリー。
モダンコンバット4：ゼロ・アワー
2012年末発売。CoD:BO2のような近未来を舞台としており、シリーズで初めてHavokを採用している。
モダンコンバット5：ブラックアウト
2014年夏発売。大規模テロ組織「世界解放軍」による同時多発テロに立ち向かうという内容で、東京とヴェネツィアが主な舞台となっている。
日本の描写や、声優の演技に若干難儀があるものの、東京の高層ビル街や下町を舞台にした銃撃戦を楽しめる、非常に稀有なFPSとなった。