インフラストラクチャー(国家の福祉と経済活動に必要な公共施設;Infrastructure)、いわゆるインフラのうち、住民の生活に恒常的に必要であり、社会生活上の基板となる施設・システムをライフラインと呼ぶ。上記の通り、電気・ガス・水道の3種の「実際に線(ライン)で繋がった」公共設備をライフラインと呼称することが多いが、交通網や食品・衣料の流通ルートなど「人や物資の流れ」もライフラインに含まれる。
ライフラインが何らかの理由(たとえば水道ならば渇水による取水制限・断水)で使用が制限あるいは停止してしまうと、住民の生活や社会経済多大な影響をもたらす。とくに長期間のライフラインの停止は、その地区の人間全員の生命すら脅かすことになるため、ライフラインは可能な限りの保持と、もしトラブルが発生した際には早期の復旧あるいは代替え処置の施行が何よりも求められる。
「ライフライン」という言葉が日本国内で一般にも浸透したのは、日本の近畿地区に1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災後である。地震によって広範囲にわたって水道、電気、ガス管が破壊され、それらを長期にわたって使用できず、道路の寸断、建築物の損壊により交通・流通の麻痺による多大な人的・経済的損害をもたらした。この災害によって、政府民間問わず、ライフラインの重要性や、それが使用不可能になった場合の多大な損失を知ることとなった。
シムシティなどの動画において、都市発展のためにライフラインを設置する事がよく見られる。当然のことながら、シムシティの世界でもライフラインがしっかりしていないと都市は発展しない。
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最終更新:2023/10/02(月) 15:00
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