レールバスとは、バスの設計および部品を活用し製造された気動車のことである。
閑散線区向けに設計・製造されており、サイズを路面電車(バス)と同等程度の全長10~13mとし、定員も50~70名程度である。日本国内では国鉄がキハ10000形・12000形(キハ01系)を1954年に自主設計・導入したほか、1959~1962年に富士重工業(現・SUBARU)が数両を製造したものの広く普及はしなかった。その後1980年代、富士重工が改めて軽快気動車「LE-Car」を売り出し、一時第三セクター事業者を中心にそこそこ普及した。
一方で欠点としては、
国鉄末期、第三セクターに転換された旧特定地方交通線の各線には、コストの低さと設備一新の目的から、富士重工のLE-carIIシリーズの各車が導入された。それぞれのデザインは似通った部分もあったが、各鉄道ごとの塗装を纏ったレールバスたちは、鉄道新時代の訪れを告げた。
しかしながら、前述の耐久性の問題から、その多くは通常の鉄道車両をベースとした新型車に早々に置き換えられていった。これらの車両には、ミャンマーなど海外に譲渡された車両もある。
特に1991年の信楽高原鐵道におけるキハ58との正面衝突事故はその契機となり、廃車にこそなったものの、1960年代の製造ながら、ある程度車両の形態を保っていたキハ58に対して、平成時代に誕生しながら原形を留めないほどに大破したレールバスの姿は鉄道業界に衝撃を与え、大規模な事故に対しての脆弱性が指摘されるようになり、一気に全国的に採用が見送られるようになる。以降は耐久性などをある程度考慮した、より鉄道車両らしい車両へと回帰してゆくこととなる、
2013年3月末でわたらせ渓谷鐵道のわ89-100形が引退。2024年7月にはいすみ鉄道のいすみ200形も引退し、定期営業運転に用いられている車両はなくなった(動態保存してるところはある)。
なお阿佐海岸鉄道では、マイクロバスベースで道路と線路の双方走行可能な、ある意味文字通りの「レールバス(DMV)」が走っているが、それについては個別記事を参照。
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2 ななしのよっしん
2014/01/05(日) 11:37:23 ID: EX1PIl7gQL
なんと山鹿温泉鉄道より多少高度な例がエクアドルに存在していたことが判明。
↓参考資料
http://w
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↓バス→レールバス→レールトラック?に改造された例
http://w
3 ななしのよっしん
2019/03/27(水) 23:44:20 ID: Fzh7geYJzn
きかんしゃやえもんでやえもんのかわりとか言ってたこいつらももう殆どいなくなってしまったんだよな…
4 ななしのよっしん
2020/07/23(木) 11:57:02 ID: /wB2rkYmPw
今更だが明知鉄道のアケチ6型はほぼ触れられないよな、わりと最後まで現役だった割に
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最終更新:2025/12/24(水) 11:00
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