ヴァナ・ディールとは、オンラインゲーム「ファイナルファンタジーXI」の舞台となる、架空の世界の名称である。
英語表記は「Vana'diel」。略して「ヴァナ」と呼ばれることも。
ゲーム中の国家のひとつ、アトルガン皇国では「ウルグーム(Urhguum)」と呼ばれている。
2009年現在でプレイヤーが行動可能なのは、「中の国」と呼ばれるクォン大陸・ミンダルシア大陸の諸国とその周辺地域、そこから見て近東に位置するエラジア大陸西部のアトルガン皇国周辺のみとなっている。それら以外にもいくつか大陸や国家が設定上存在するが、現時点ではプレイヤーがそこへ行くことはできない。
最も文明が発達しているのは、「人間」に分類される5種族。「獣人(蛮族)」に分類される種族たちもそれに匹敵する文明を築いている。
また、かつては人間とはまた違い、より高度な文明を持った古代人がいたとされる。
かつて中の国において、闇の王を名乗るものが多種族の獣人たちを率いて人間たちの諸国に宣戦布告。当初は獣人軍が圧倒していたが、それまでバラバラだった人間たちの諸国が同盟を結び形勢が逆転。絆で獣人軍に勝る人間たちの勝利となる。
そして20年後、同盟国の間で冒険者制度が始まり、ヴァナ・ディールは「冒険者の時代」を迎える。
長身・耳長な種族「エルヴァーン」が人口の大半を占める、王政の国家。
騎士の国と呼ばれるだけあって荘厳で勇壮な雰囲気を持っている。しかし一方で、伝統と格式を必要以上に重んじる風潮のため、やや排他的な感がある。
最も現実の人間に近い種族「ヒューム」が最も多く、それに次いで性別の概念を持たない大柄な種族「ガルカ」が多い。
ヒュームから選出される大統領が国を治める大統領制の国家。
他国に比べて歴史は浅いが、その技術力は随一。ガルカ族に対する人種差別が問題になっている。
主要構成種族は大人になっても子供のような容姿を保ったままの「タルタル」と、猫のような耳と尻尾を持った「ミスラ」。
魔法技術が非常に発達した国である。
政治形態は、「星の神子」と呼ばれる者が神託を受け、それを元に元老院が政治方針を決定するという独特のもの。獣人「ヤグード」と不平等条約を結ばされており、弱腰外交と批判されることも。
数十年前までは小さな漁村であったが、ある兄弟がもたらした様々な技術により一転して大国の仲間入りを果たす。その兄弟が国を治める、大公親政。
地理的に上記3ヶ国中心に位置し、クォン大陸とミンダルシア大陸の間の海峡に国を構えているため、多くの冒険者が集う。
ヒュームの割合が多いが基本的に人間の全種族が暮らしており、また獣人までもがそこに店を構えている。
もともとサンドリア王国の属国で、現在でいうジュノと似たような発展の仕方をしていた。
20年前の戦争において獣人軍の総攻撃を受け、滅亡する。
エラジア大陸西部をその領土とする国家。「聖皇」と呼ばれる者が国を治める。しばしば蛮族たちの侵攻にさらされ、悩みの種となっている。
近年、中の国から多くの冒険者を受け入れ、彼らを傭兵として徴用している。
エラジア大陸東部の国家。忍者や侍の発祥の地とされていることから、現実の日本がモデルと思われる。
現在プレイヤーがこの国に足を踏み入れることはできない。一部のNPCがこの国の出身とされる。
隣国であるアトルガン皇国とは敵対関係にある。
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最終更新:2024/09/17(火) 16:00
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