世界喰らいのドラゴン 単語

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セカイクライノドラゴン

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世界喰らいのドラゴンとは、マジック:ザ・ギャザリングカードの1枚であり、太古の封印が解かれ現代にったドラゴンである。

概要

Worldgorger Dragon / 世界喰らいのドラゴン (3)()()()

クリーチャーナイトメア(Nightmare) ドラゴン(Dragon)

飛行、トランプ
世界喰らいのドラゴンが戦場に出たとき、あなたがコントロールする他のパーマネントをすべて追放する。
世界喰らいのドラゴンが戦場を離れたとき、世界喰らいのドラゴンが追放したカードオーナーコントロール下で戦場に戻す。

7/7

MTG wikiより引用

ジャッジメント」に収録されたクリーチャー
マナコストに対して大きなパワー/タフネスを持つが、ペナルティでこれ以外の自分パーマネントがすべて消し飛ぶ。

6マナカード、ということは対戦相手も同じくらいマナが出せる状況であるわけで、
そんなの相手に「7/7飛行・トランプル1体だけ土地もなし」で勝つ、とか寝言もいい加減にしろという話である。
一応、こいつが破壊されたら消し飛ばしたものは戻ってくるが、そんなの期待するんだったらはじめからデッキに入れなきゃいいのである。
当然の結果として、「ジャッジメント」がスタンダードで使えた時期では《世界喰らいのドラゴン》はも形も存在しなかった。

 

そう、スタンダードでは。

世界レベル

Animate Dead / 動く死体 (1)()

エンチャントオーラ(Aura)

エンチャント墓地にあるクリーチャーカード

動く死体戦場に出たとき、それが戦場に出ている場合、それは「エンチャント墓地にあるクリーチャーカード)」を失い、「エンチャント(動く死体により戦場に出たクリーチャー)」を得る。エンチャントされているクリーチャーカードをあなたのコントロール下で戦場に戻し、動く死体をそれにつける。動く死体戦場を離れたとき、そのクリーチャーコントローラーはそれを生け贄にげる。
エンチャントされているクリーチャーは-1/-0の修整を受ける。

MTG wikiより引用

というカードである。マジック:ザ・ギャザリング最初のセットカードだけあって駄にややこしい。何回かエラッタも出ている。
《動く死体蘇生呪文は他にもコストが同じでペナルティが違う《Dance of the Dead》やペナルティを負う代わりに対戦相手ターンでも使用できる3マナカードネクロマンシー》がある。

さて、このカードで《世界喰らいのドラゴン》を蘇生するとどうなるだろうか。
答えは「無限マナが発生する」である。手順は以下の通り。

  • 《動く死体》が戦場に出た効果で、《世界喰らいのドラゴン》が戦場に出る。
  • 《世界喰らいのドラゴン》が戦場に出た効果で、自分の他パーマネントがすべて追放される。
  • 《動く死体》が戦場を離れた効果で、《世界喰らいのドラゴン》が墓地に置かれる。
  • 《世界喰らいのドラゴン》が戦場を離れた効果で、《動く死体》と各種パーマネントがアンタップ状態戦場に戻る。
  • 《動く死体》が戦場に出た効果が誘発する。この時、土地をタップしてマナを出すことが可である。
  • 《動く死体》で《世界喰らいのドラゴン》の蘇生を選んだら最初に戻る。

他のクリーチャーを選択したらループが終了する。あとは無限マナからやりたい放題やって勝つ。
天才ひらめき》のようなインスタント呪文ならループ途中でも使用できるので便利である。

このコンボを搭載したデッキを「ワールドゴージャー」と言う。「type1(後にヴィンテージと改名)」フォーマットではドラゴンと言えばこのカードだったため、「ドラゴンデッキ」=「ワールドゴージャー」と言ってもよいほどであった。当時では1ターンキル率が20%えるとされたデッキである。一時期《納墓》[1]が制限カードに入り、弱体化していたが現在は解除されており、ヴィンテージでは当時のデッキ再現することができる。

レガシーフォーマットでは制定された2004年9月20日と同時に禁止カードとなったため、レガシー版の「ワールドゴージャー」は存在しない。
ところが、10年以上経った2015年1月23日付の禁止カード更新告知で、《世界喰らいのドラゴン》はレガシーで禁止解除された。
《納墓》もだいぶ前に禁止解除されており、レガシー版「ワールドゴージャー」の誕生が期待されている。

 

 

10年以上経ってるだけにワールドゴージャー殺すマンなカードもたくさん刷られているけどね。

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関連項目

脚注

  1. *)のインスタント。効果はライブラリーからカードを1枚墓地に置く。墓地を利用するデッキでは狙ったカード墓地に直接叩き込めるので重宝された。
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最終更新:2024/12/23(月) 19:00

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