世界喰らいのドラゴンとは、マジック:ザ・ギャザリングのカードの1枚であり、太古の封印が解かれ現代に蘇ったドラゴンである。
Worldgorger Dragon / 世界喰らいのドラゴン (3)(赤)(赤)(赤)
クリーチャー — ナイトメア(Nightmare) ドラゴン(Dragon)
飛行、トランプル
世界喰らいのドラゴンが戦場に出たとき、あなたがコントロールする他のパーマネントをすべて追放する。
世界喰らいのドラゴンが戦場を離れたとき、世界喰らいのドラゴンが追放したカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。7/7
「ジャッジメント」に収録されたクリーチャー。
マナ・コスト比に対して大きなパワー/タフネスを持つが、ペナルティでこれ以外の自分パーマネントがすべて消し飛ぶ。
6マナのカード、ということは対戦相手も同じくらいマナが出せる状況であるわけで、
そんなの相手に「7/7飛行・トランプル1体だけ土地もなし」で勝つ、とか寝言もいい加減にしろという話である。
一応、こいつが破壊されたら消し飛ばしたものは戻ってくるが、そんなの期待するんだったらはじめからデッキに入れなきゃいいのである。
当然の結果として、「ジャッジメント」がスタンダードで使えた時期では《世界喰らいのドラゴン》は影も形も存在しなかった。
そう、スタンダードでは。
動く死体が戦場に出たとき、それが戦場に出ている場合、それは「エンチャント(墓地にあるクリーチャー・カード)」を失い、「エンチャント(動く死体により戦場に出たクリーチャー)」を得る。エンチャントされているクリーチャー・カードをあなたのコントロール下で戦場に戻し、動く死体をそれにつける。動く死体が戦場を離れたとき、そのクリーチャーのコントローラーはそれを生け贄に捧げる。
エンチャントされているクリーチャーは-1/-0の修整を受ける。
というカードである。マジック:ザ・ギャザリング最初のセットのカードだけあって無駄にややこしい。何回かエラッタも出ている。
《動く死体》型の蘇生呪文は他にもコストが同じでペナルティが違う《Dance of the Dead》やペナルティを負う代わりに対戦相手ターンでも使用できる3マナカード《ネクロマンシー》がある。
さて、このカードで《世界喰らいのドラゴン》を蘇生するとどうなるだろうか。
答えは「無限マナが発生する」である。手順は以下の通り。
他のクリーチャーを選択したらループが終了する。あとは無限マナからやりたい放題やって勝つ。
《天才のひらめき》のようなインスタント呪文ならループ途中でも使用できるので便利である。
このコンボを搭載したデッキを「ワールドゴージャー」と言う。「type1(後にヴィンテージと改名)」フォーマットではドラゴンと言えばこのカードだったため、「ドラゴンデッキ」=「ワールドゴージャー」と言ってもよいほどであった。当時では1ターンキル率が20%を超えるとされた凶悪デッキである。一時期《納墓》[1]が制限カードに入り、弱体化していたが現在は解除されており、ヴィンテージでは当時のデッキを再現することができる。
「レガシー」フォーマットでは制定された2004年9月20日と同時に禁止カードとなったため、レガシー版の「ワールドゴージャー」は存在しない。
ところが、10年以上経った2015年1月23日付の禁止カード更新告知で、《世界喰らいのドラゴン》はレガシーで禁止解除された。
《納墓》もだいぶ前に禁止解除されており、レガシー版「ワールドゴージャー」の誕生が期待されている。
10年以上経ってるだけにワールドゴージャー殺すマンなカードもたくさん刷られているけどね。
掲示板
3 ななしのよっしん
2015/09/24(木) 07:51:01 ID: l2Ecs+HxcM
当時のプレミアイベントに併設されたヴィンテージ大会でワールドゴージャー使った人が、開かれた全ての大会で優勝したとか書いてあったな
サイドボードか忘れたけどネットでプレミアイベントのヴィンテージ大会でワールドゴージャーの優勝率がヤバイってあった
まさか同じ人が使ってた訳では無いと思うけど…
4 ななしのよっしん
2016/04/24(日) 17:50:49 ID: 8nEYCoRSpV
5 ななしのよっしん
2020/06/01(月) 02:50:30 ID: UBKdO3BX5Q
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最終更新:2024/12/23(月) 19:00
最終更新:2024/12/23(月) 18:00
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