中央林間駅とは (チュウオウリンカンエキとは) [単語記事]

大和市の中心駅の一つ。

概要

1929年 4月1日、小田急江ノ島線の中央林間都市駅として開業した。
41年には現駅名である中央林間駅に改称された。
東急田園都市線の開業によって乗換駅となり、利用者が増え、90年に急行停車駅となっている。

現在の駅構造は相対式2面2線の高架駅であるが、新宿方は地面との高さがほぼ等しくなっている。改札は2カ所あり、田園都市線に近いホーム中央と上りホーム新宿方先頭付近に設置されている。
優等列車停車駅のため、当然のことながらホームは10両対応で、両ホームとも待合室が設けられている。

特急ロマンスカーを除くすべての営業列車が停車している。

上述したとおり、東急田園都市線の開業から利用者が大幅に増加している。田園都市線開業前は1.5万人/日程度（田園都市線開業前々年である1982年で14,717人/日）だったのが現在では9.2万人/日程度となっている。（いずれも乗降人員）
駅長不在駅としては小田急で最も多い乗降人員を記録している。

1984年 4月9日に開業した。これで田園都市線は全線開業している。

島式ホーム1面2線を有する地下駅で、改札は地上階に設置されている。

当駅を発車する上り列車は朝ラッシュ時間帯は準急4本を除いて全て各駅停車である。
これはラッシュ時間帯の列車の中で長津田や鷺沼から出庫させる列車を全て中央林間まで送り込んで営業を行うのは非効率であり、長津田始発の列車を多数設けているためである。
優等列車は中央林間の次は長津田（準急と土休日の急行は南町田）に停まるため、優等列車を多数運転すると中間駅の停車列車が減ってしまうため、当駅からは各駅停車を中心に発着することになる。そのため、都心部へ急ぐ場合は長津田駅で乗り換えるケースが大半となる。

なお、日中時間帯は基本的に田園都市線全区間で運転本数が同じとなるため、当駅からも毎時4本急行が発着する。

小田急江ノ島線
番線	路線名	方面
1	■江ノ島線	大和駅・藤沢駅・片瀬江ノ島駅方面
2	■江ノ島線	相模大野・■（小田原線）町田駅・登戸駅・成城学園前駅・新宿駅方面

東急田園都市線
番線	路線名	方面
1	■田園都市線	長津田駅・二子玉川駅・渋谷駅・（半蔵門線）押上駅〈スカイツリー前〉・■（東武線）春日部駅・南栗橋駅・久喜駅方面
2	■田園都市線	長津田駅・二子玉川駅・渋谷駅・（半蔵門線）押上駅〈スカイツリー前〉・■（東武線）春日部駅・南栗橋駅・久喜駅方面

小田急電鉄
路線名	種別	下り・藤沢方面	当駅	上り・新宿駅方面
■江ノ島線	■特急ロマンスカーえのしま号	--	通過	--
	■快速急行	大和駅（OE 05）	中央林間駅（OE 02）	相模大野駅（OH 28）
	■急行	南林間駅（OE 03）		相模大野駅（OH 28）
	■各停	南林間駅（OE 03）		東林間駅（OE 01）

東急電鉄
路線名	種別		当駅	上り・渋谷駅方面
■田園都市線	■急行（平日）	当駅始発	中央林間駅（DT 27）	長津田駅（DT 22）
	■急行（土休日）			南町田グランベリーパーク駅（DT 25）
	■準急			南町田グランベリーパーク駅（DT 25）
	■各停			つきみ野駅（DT 26）