口移し

口移しとは、

1. 飲食物を自分の口から相手の口へ直接移し入れること。
2. 口頭で言い伝えること。口伝え。

この記事では1について記述する。

概要

例を挙げると、親鳥が取ってきた餌を雛に直接与える、といった動物が子供を育てる際によく行われる行為。

まだ消化器官などが発達していない子供のために、親が先に餌を噛み砕いたり柔らかくして、食べ物を食べやすくするのが主目的である。
また病人などが自身で咀嚼（そしゃく）・吸収することが難しい状態のとき、食べ物を嚥下（えんげ）しやすくするために、ある程度まで咀嚼してから相手に与えることもある。

人間の場合、育児の際や病人の看護に行う人も稀にあるが、衛生上の問題もあり基本的にお勧めしかねる。（衛生上の問題の一例としては口移しで子供に食事を与えると、親の口腔内に生息するミュータンス菌（虫歯菌）が子供に伝染する。）

フィクションの世界では病人の為に口移しで薬を飲ませたり、食べ物を与えたりするシチュエーションがままある。例えば映画『もののけ姫』でサンがアシタカに干し肉を噛んで与えるシーンは有名かもしれない。

まれにディープな愛情を示す際、この行為が行われることがある。
ポッキーゲームのように、単に食べ物を口に軽くくわえる程度ならまだしも、飲み物や咀嚼したものとなると本気でディープすぎてぼくにはついていけないですごめんなさい。

溺愛するペットに対して、口移しでご飯を与えようとする飼い主も稀にいるが、動物由来の感染症に罹る危険性があるため控えた方がよい。

星のカービィの「くちうつし」

ゲーム「星のカービィ スーパーデラックス」で、ヘルパー（仲間キャラ）に回復アイテムを分け与えるシステムに「くちうつし」が採用されていることが有名。当時は衝撃的だったため、アンソロジーの4コマ漫画ではよくネタにされた。

のちに発売された「星のカービィ 夢の泉デラックス」や「星のカービィ 鏡の大迷宮」、「星のカービィWii」でも当然のようにこのシステムが採用されており、星のカービィシリーズのファンにとってはなんら違和感を抱かない行為である。

ゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ」でも、「くちうつし」に関してディレクターの桜井政博が「あぁどうして「くちうつし」入れなかったんだろう。」と発言している（アンケート集計拳!! Page:89）。この発言ののち、複数のプレイヤーから「くちうつし」の追加要望があったが、のちのシリーズには反映されていない。

カービィファイターズZではチーム戦が追加され、カービィ同士のくちうつしが出来る。
ご丁寧に性行成功時は「チュ」と表示される。

スターアライズではドリームフレンズとしてアドレーヌやスージー、三魔官シスターズといったキャラクター達を操作でき、当然彼女たちも「くちうつし」ができる。また、アーティストのヘルパーであるビビッティアも女の子。中々どうして衝撃的である。

ディスカバリーではなんとくちうつしが廃止されてしまい、ハイタッチに変更された。流石にほおばりへんけい中にくちうつしするのは無理があったか。

関連動画

関連静画

関連項目

• キス
• 萌え仕草・シチュエーションの一覧
• 寸止め