吹いたら負けとは (フイタラマケとは) [単語記事]

吹いたら負けとは、面白い動画、または笑いを誘う動画に付けられるタグの一つ。

表記揺れで「噴いたら負け」というものも見受けられる。

概要

古代ヨーロッパ時代から決闘の手段に用いられ、基本は、相手に牛乳を口に含ませ、自分は相手を笑わせる事となっている。なお、地域によって口に含む飲料は異なりアメリカではコーラ、ロシアではウオッカ、ブラジルではコーヒーが主流となっている。

地域によっては吹いたら負けを誤訳したため、笛・ラッパ等の「管楽器などを吹いたら負け」となっている場合もある。こちらは太鼓の音や、ジャズピアノなどの音楽を聞いている最中に、管楽器や笛などを持ち出して演奏してしまった場合に負けとなる。現在では、正しく意訳され「演奏したら負け」に変わっている。

古代では勝った場合、相手の領土や権利などを奪うことができた。従来の武器や防具を使うことが無いため、かなり平和的な決闘方法として多用された。現代では領土を奪うことは無いものの、決闘の方法として残っている。

出典：民明書房刊「世界の決闘」(第2525版)

ルールは、にやけたらダメや、コメントに笑ったらダメ、など様々だが、結局のところ、とにかく負けにしたいらしい。

何に負けるのかはわからないが、勝ち抜いても特に何があるわけではない。

動画の頭には「牛乳(もしくは何らかの飲み物)を口に含んでからご覧ください」という決闘開始を宣言するコメントがよくある。

派生タグ

汎用性のあるタグであるため派生タグが多いが大きく分けると、
エロに対する「抜いたら負け」のように動画の性質からくる「○○したら負け」と
動画の元ネタに合わせ、吹いたら損害を被る「吹いたら○○」の2パターンが存在する。
両方改編して「○○したら○○」と言うタグや、逆に「耐えたら勝ち」というニュアンスのタグもある。