土方歳三(ひじかた としぞう)とは、漫画『ドリフターズ』の登場人物である。
新撰組副長。
世界を廃滅せんとする黒王の配下で、廃棄物(エンズ)と呼ばれるものの一人。
服装は新撰組時代の羽織ではなく、黒いロングコートにブーツという洋装で、これは函館戦争で戦死するまで身に着けていた軍服である。武器は二振の日本刀で、生前愛用していたと伝えられる和泉守兼定・堀川国広ではないかと思われる。
卓絶した剣術の使い手で、カルネアデスの北壁の城門を刀で細切れに寸断している。また、新撰組隊士の亡霊を複数呼び出して戦わせる異能を有している。
寡黙な性格で初登場時は一言も喋らず、黒王が「生命の増殖」で青銅竜を屈服させた場面を目撃した際にやっと台詞を口にした。
戊辰戦争の経緯から、徳川幕府の敵であった薩摩および島津家を「薩奸」と呼んで厭悪しており、島津豊久と対面した時には並々ならぬ敵意を燃やして襲い掛かった。
オルテ帝国首都・ヴェルリナにて島津豊久と交戦するが、豊久のあっかんべーや食器攻撃にちょっぴり憤慨する(豊久自身は土方を舐めてるわけではなく、怒らせるつもりもなかった)。決定打からは程遠い、士道にあるまじき荒々しい戦法を取られた結果、しまいには得物をかなぐり捨て、豊久と組み合って殴り合いに発展する。
この時召喚された新撰組隊士の亡霊は手を出せずにおろおろしており、同じく豊久の加勢に入れないドワーフと目を合わせるとお辞儀をするという、ちょっとお茶目なところを見せた。
最終的に黒王に退却するよう厳命され、仕方なく戦場から去る。しかし去り際に、豊久に「武士(さぶらい)」と呼ばれた事でかすかに口元に笑みを浮かべるなど、何か変化が起きた様子。
深い憎しみや怒りなどのマイナス感情で人格が歪み、本来は会話すら成り立たない廃棄物であるが、自身に今も付き従う隊士達には想いが残っている。しかし彼が生前慕っていた近藤勇や沖田総司らが召喚に答えていない事から、彼らは今の自分の在り方を責めているのかと考え始めている。
本編とは裏腹に、あとがきゆかいまんが「黒王様ご乱心」を始めとした番外編では荒木飛呂彦アラーキーと呼ばれるほか、何故か演歌歌手になったりしている。
掲示板
15 ななしのよっしん
2020/01/01(水) 08:38:52 ID: +p0fJQB08n
土方自身がどうであれ、戦国武士と幕末志士だと価値観が違うよなあ。
16 ななしのよっしん
2020/04/22(水) 15:41:36 ID: 5hBfBfudEg
威風堂々としてた土方歳三ばかり見てたせいか根がセンチメンタルなドリフターズのムーディーは意外だった。
17 ななしのよっしん
2021/11/14(日) 21:24:39 ID: EvCRr/r4e4
新撰組として馬鹿やる事を再開して近藤と沖田がまず召喚に応じたから、次の登場時には井上、原田、谷辺りも現れそうだが、斎藤と永倉は普通に長生きして余生を送ったから現れるか分からんな
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最終更新:2025/12/06(土) 03:00
最終更新:2025/12/06(土) 02:00
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