大井車両基地とは、JR東海が有する東海道新幹線の車両基地である。
正確には東京エリアにおける東海道新幹線車両基地群の総称であり、東京駅~品川駅間にある分岐部(品川信号場→品川駅)から羽田方面へ向かった東京貨物ターミナル駅に隣接するところに位置している。山陽新幹線博多開業に伴う車両増備を見越し、既存の品川基地(現在は廃止)を補完するため開設。開設当初は品川にあった基地(東京第一車両所)の支所扱いであり、再編前は東京第ニ車両所であった(幹トニ)。
東海道新幹線品川駅の設置はこの大井車両基地~回送線(分岐部:品川信号場構内扱い)~東京駅間のスジを確保しつつ列車の増発がしやすいようにするためでもあった。
大井車両基地は「東京仕業検査車両所」「東京修繕車両所」「東京交番検査車両所」「大井保線所」などから構成され、このうち東京交番検査車両所にN700SなどのJR東海の新幹線車両が所属している(N700系・N700Sの奇数番編成及びドクターイエローT4編成。表記は幹トウ)。また、JR西日本のドクターイエローもこの大井車両基地に常駐している。
なお、JR東海の東海道新幹線車両基地は他に鳥飼車両基地があるが、こちらは新幹線鉄道事業本部関西支社管轄。大井車両基地は新幹線鉄道事業本部の直轄である。
どちらの所属であっても、全般検査は浜松工場で実施する。
ちなみに、その位置関係から大井車両基地に至る回送線を羽田空港まで延伸し、東北新幹線エリア~羽田空港を結ぶ構想が鉄オタの政治家から披露されることも過去にはあった。
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最終更新:2025/07/19(土) 21:00
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