栗東信号場とは、滋賀県栗東市にある東海道新幹線の信号場である。便宜上、隣接予定であった南びわ湖駅についても取り扱う。
栗東信号場 | |
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りっとうしんごうじょう Rittō Jct. |
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基本情報 | |
所在地 | 滋賀県栗東市下鈎 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道 |
所属路線 | ![]() |
開業年月日 | 1981年11月26日 |
備考 | |
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駅テンプレート |
東海道新幹線開業当初は設置されていなかったが、栗東保守基地の設置に伴い入出場のために設けられた信号場である。米原駅から44.4km、京都駅から23.7kmの位置にある。
信号場のほぼ真下でJR西日本草津線が交差している。
通常は保線車両の出入りが主となる信号場であるが、冬季は大阪側の除雪作業の最前線となる。降積雪地帯である米原・関ヶ原を通過する東海道新幹線では、岐阜羽島駅西側から栗東信号場にかけてスプリンクラーを設置し、除雪車も栗東信号場から岐阜羽島駅の間で作業を行うこととなっている。このため、JR東海が雪対策の説明を行う際に栗東信号場の名称が取り上げられる場合がある。
また、2023年より開始されたグリーン車のモバイルオーダーサービスはこの栗東信号場手前で下り列車のオーダー受付を終了する。
路線 | 隣の駅 (新大阪方面) |
当駅 | 隣の駅 (東京方面) |
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![]() |
京都駅 | 栗東信号場 | 米原駅 |
栗東信号場に隣接する形で設置される予定であった駅(請願駅)。当初はびわこ栗東駅とも呼ばれていた。現在の東海道新幹線本線に副本線を追加する形で設置し、ホームは上り1面1線、下り1面2線を予定していた。下りホームが2線になっているのは新大阪駅で行っている下り列車の雪下ろしの一部を南びわ湖駅で実施するためであった。
また、栗東信号場が草津線と交差していることから、草津線にも接続駅が設けられることとなっていた。
建設段階では「東海道新幹線最後の新駅」ともされていた。
建設には賛否があったが、2006年の滋賀県知事選挙で凍結派の嘉田由紀子が当選し滋賀県知事となると建設を推進する地元栗東市と揉めた。最終的に翌2007年に建設中止が確定。JR東海の松本社長(当時)に建設中止を報告した。
・・・が、2012年にその嘉田由紀子知事が「リニアが開通すれば東海道新幹線は中距離輸送が主となるため、新駅が必要」といけしゃあしゃあと発言し栗東市が反発。釈明に追われることとなった。
後任知事となった三日月大造(JR西日本出身)が改めて新駅設置について取り上げたことがあるが、JR東海の柘植社長(当時)は「工事をはじめたあとに滋賀県から建設お断りの話があり止む無く整理した。終わった話」と新駅設置を一蹴した。
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最終更新:2025/07/15(火) 19:00
最終更新:2025/07/15(火) 19:00
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